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出国から隔離開始まで〜機内編〜

帯同ビザでの母子での渡航は、コロナ禍ではとても厳しい出来事ばかり。
成田空港での搭乗手続きから離陸まで約3時間かかり、ちょっと疲れがある中で、
機内での3時間半は、この日唯一ゆっくりできるひとときでした。

機内は真ん中の席に空きは少しあるものの、ほぼ満席に近い状態。
中国人と思われる方が半分ちょっとくらい、日本人のビジネスマンがもう半分弱くらいで、
日本人旅行者はほとんどいません。
また、私たちのような子連れの帯同家族は、他に1組しかいませんでした。

日本航空を利用しましたが、エコノミークラスでも座席は広々。
モニターも映画だけでなくゲームができるなど、綺麗な機内設備に子どもたちも興味深々。
機内食は「うな玉丼」のメインに、クラッカー、ヨーグルト、チーズ、おつまみあられなどで、
飲み物サービスにはビールやワインも!
(ビールの方は缶1本もらえていて羨ましくなりましたが、あとが長いので自粛です。)
この間に、SIMカードを入れ替えておきました。
(・・・が、WiFiがないのでセットアップ完了できず、離陸後に後回し。)
飛行機も定刻通りに運行してスムーズに到着。

感染症対策のため、席順に小さな単位に区切って飛行機から降りるため、45分くらい自席で待つことに。

・・・と、この時、真っ青になるトラブルに見舞われました。
中国で使えるデータSIMカードを携帯にさしても、認証画面から進まない・・・。
私の携帯も、娘の携帯もどちらもダメで。
最悪、日本の時のSIMカードを入れれば、スクリーンショットしたQRコード類は見せられると楽観視していましたが、
付近の席の方々に相談したら、「降りた後にも新規入力やQR読み取りがあるから、必ずSIM入れ替えて動く状態にしておかないといけないよ!」と言われ、周りの方々と、あーでもないこーでもないとiphoneからSIMを抜き差し。
(私の購入した中国のデータSIMカードは、偶然付近の席の方も同じのを使っていて、その方はただ入れ替えるだけで使えたらしいのに。)
機内にフリーWiFiが届いていないのが致命的で、周りの方がネットで解決方法を検索してくれたり、SIM会社のHPから製品情報を調べてくれたり、空港でSIMが買えるか探してくれたり。日本人の方も中国人の方も助けてくれました。
そして、ある方が私の携帯にテザリングしてくれて・・・やっとSIMが起動しました!
(起動したときには周りから歓声が・・・笑!)
その後すぐに飛行機から降りる順番で呼ばれ、危機一髪でした。

コロナの対応のため健康コードや税関健康申告の提示が求められたり、着陸後は隔離の行き先管理でQRコードが割り当てられたり。
海外に着陸したときに即座に有効な通信手段が用意できていないと、コロナ禍では渡航すらできないんですね。

【得た教訓】
・データSIMカードは、日本にいるときに開通させておくと安心。それを逆算して、適した使用可能日数(開通して何日間使えるか)のSIMカードを買うと良い。

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