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海外渡航3、4週間前の準備 〜引越日の決定〜

ビザが発給されて飛行機で出国するまで9週間。
何をしたか毎週書いていこうと思っていましたが、4週間前から書く時間が取れないほどのタイトなスケジュールに。
その4週間を忘れないうちに振り返っていきたいと思っています。

渡航3、4週間前の時期のいちばん重要な決定事項は「引越日(船便、航空便、トランクルーム便の搬出日)の決定」。
そして、ここと併せて「車の売却日の決定」でした。
あとで振り返ると、ここが最大の失敗。
今回は、引越日と車の売却日をどんな風に決めたか、そしてどう失敗だったかを書くことにします。

我が家は賃貸マンションなので、全て空っぽにしないといけないという大変さはありますが、その分、引越日をこちらの都合だけで決めてしまえる(しかもコロナ禍のため立会い無しで、好きな日に鍵をポスト投函で良い)という気楽さはあります。

実家も遠くそこでの滞在という選択肢はないため、引越日の決定と宿泊先(ビジネスホテル)の確保がセットに。
飛行機に乗る時間が早いので渡航前日は成田空港近くに宿泊が必須、
そして渡航前々日のPCR検査は自宅から離れた地方都市の病院(なおかつ、陰性証明書が何時にどのような形で渡されるか不明)だから病院近くに宿泊が必須、ということまでは決めていました。

しかし、じゃあ何日を引越し日にするかといえば、いちばんのネックは、「何日まで学校に行くか」と「何日間どこのビジネスホテルから学校に通学するか」。

幸か不幸か、娘の運動会がPCR検査の前日。雨が降るとPCR検査日に順延。だから、娘は順延になったとしても、できる限りギリギリの時間まで学校にいきたいという気持ちです。
それを踏まえて、学校に通える距離のビジネスホテルにギリギリの日まで滞在ということにしました。

ビジネスホテルの空室の具合もあり、引越し作業日を渡航4日前に設定し、その日にビジネスホテルに移り、1〜2日間は子どもが学校に行っている間に家に行って掃除等をするという形にしました。
そして、車の売却は、渡航3日前(他都市のビジネスホテルに移る前日夕方)にしました。

【結局のところ】
・荷造りが間に合わず手持ち品が多くなった。重くて持っていけない量のため、一部をEMSの利用に急遽切り替えたが、EMS発送が厳しい要件で結局送れなかった。(その荷物は、知人に再仕分と発送作業をお願いして渡航することとなった。)
・引越業者の手を借りて取り外す・解体する不用品(シーリングライトやダイニングテーブル等)の処分場への持ち込みやゴミ搬出が大量で重労働すぎて、1日間を想定していたが2.5日かかった。
・不用品の運び出しが終わらず、車の売却日を翌日午前中に延期した。売却後に、子どもの学用品の忘れ物があると学校から連絡が入ったが、歩いて取りに行く時間が取れず処分を依頼した。
・車を売却した翌日にも不用品の処分や発送荷物の運び出しで車を使わないといけなくて、また、手荷物が予想以上に多く電車での移動に不安を感じたため、乗り捨てできるレンタカーを探したが、数時間のみの乗り捨て不可のものしか空車がなかった。
・公共機関で空港付近の宿泊ホテルへと移動中、エスカレーターでスーツケースごと転倒したり新幹線にスーツケースを1つ置き忘れそうになるなどのトラブルが続き、結局友人が東京駅から車で宿泊ホテルまで送ってくれた。

【こうすればよかった・・・】
●可能な限り、1週間前くらいからビジネスホテルに滞在した方がよかったです。
というのも、詰め終わったダンボールの置き場所がなくなり、どんどん寝る場所もないくらいになります。また、普段使っている日用品の箱詰め作業ができず、結局引越し作業日当日まで箱詰めできずに残っているものが多くなり、引越し作業に支障が出ます。(ダンボール箱数は全部で120箱超となりました。)
●海外へ持ち出す荷物については「船便(3か月後に到着)」「航空便(2週間後に到着と早いが箱数に制限)」「スーツケース(手持ち)」に加えて、「空港に郵送(ダンボールを手持ち)」「EMS(10日後に到着。服等わかりやすいものが適している)」もあらかじめ選択肢に入れて作業をしていたら、もっと効率的に仕分け作業ができた気がします。
●ゴミ(60〜70袋分)や不用品の処分(粗大ゴミ180キロ近く)が思った以上に重労働で大変だったので、自分でそれらを処分場に運ぶなら、引越作業日をあと1〜2日は前倒ししておけばよかったです。(その場合でも、休日や夜は処分場が開いていないため、平日日中に作業できる人に2日間くらい手伝いをお願いできないと厳しいです。)
また、数万円以上はかかりますが、一括でどんなゴミでも片付け・回収してくれる業者(例えば遺品処分やゴミ屋敷対応をしていて遵法の事業者)への依頼を検討してもよかったかもしれません。
●移動手段について、「新幹線&高速バス」しか考えていませんでしたが、「レンタカー乗り捨て」の選択肢だと、まず何よりも車の売却日の調整をギリギリまでせずにすみ、車が成田空港に行く最後の最後まで便利に使えて、荷物を公共交通機関で運ぶ苦労もなくて、滞在場所も滞在期間も大変融通がきいただろうなと後悔しています。

ゆったりした気持ちで住み慣れたところとお別れして、楽しい気持ちを高めながら渡航の準備を・・・。
と夢見ていましたが、でも現実は、私は睡眠不足で準備に追われ、子どもたちもお友達との時間確保と手伝いとの間で葛藤して、ぐったりクタクタの状況で渡航することになってしまいました。
もう無いとは思いますが、もし次があるのなら、ストレスなく渡航できるようにお金と時間を使っていきたいと思っています。(そのためにも、普段からモノは溜め込まないようにしなきゃ。)

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