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中国の子どもたちのスキル

中国では、今でも一人っ子が多く、子どもの教育費やそれに付随することにいろいろとお金がかかると言われています。


私の住むところは都市部で比較的教育水準の高い学区ということもあり、小さな頃から、英語、芸術、スポーツなどを習い、小さな頃から塾に通って、学習面では、すでに小学校1年生で5年生レベルの数学が解けたり、小学校高学年ですでに中学卒業レベルの語学力があったり。

去年、子どもたちの健全な遊びの時間を確保するために、塾が規制されたと聞こえてきていますが、それでも、これまでの学習の成果はすさまじいもので。


先日公園で子どもたちと遊んでいたら、一人で遊んでいた小学校高学年の女の子が、流暢な英語で「あなたたちは日本人?」と話しかけてきました。

中国語でこちらが話しても、その女の子は英語を使って話が続いていく状態。多分生の英語で会話したいんだなという気がして、私も拙い英語で頑張りながら話していました。

文法や時制等の表現も、単語や熟語も、発音も、かなり仕上がっていたので、理由を聞いてみると、小学校1年生の時から授業に加えて語学教室に通っていたとか。

将来海外留学も視野に入れているのか聞いてみると、自分の望みとともにいろいろな制約や情勢も踏まえた回答が返ってきて、語学力だけでない力を垣間見ました。


まず、そもそも、公園で外国人の親子が遊んでいるところに、10歳くらいの1人で遊んでいる子が話しかけてくること自体が驚きで。


この国は「教育に熱が入りすぎている」という一言ではないプラスアルファの力をもった子どもが育まれていることに、とても興味を持った出来事でした。

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