子どもに学ぶ、気持ちの乗せ方
海外渡航の日がどんどん近づいてくる中で、あれもこれもすることがあり、現実逃避をしたくなる毎日です。
特に、いちばんの気の向かないことは…荷造りと片付け(断捨離含む)。
いつまでたっても部屋の物が減っていきません。
対照的に、娘は片付けに苦手意識がなく、「毎日1箇所ずつ片付けていこう!」と言って、片付ける箇所を細かく分けて予定を立ててくれています。
でも私は苦手なものは苦手で、他のことを始めようとすると、娘は「今日はここの部分だからそんなに多くないよ。今からやってみようか?」と絶妙なタイミングで、命令口調でなく楽しげに誘ってきます。
しぶしぶ始めると、ちょっと片付くたびに「いいねぇ!」「ねぇ見て。綺麗になってきたね、さすがだね」「ありがとう。」なんて言って、ちょこちょこ褒めてくれながら一緒に作業してくれるもんだから、とにかく気持ちがよくなって、はかどってしまいます。
そして、8割がた片付いて、あとの2割に手間がかかりそうで萎えてしまっていると、「これだけ片付いたから今日は終わりにしようね」と解放してくれるもんだから、また明日もやろうかなという気になってしまいます。
娘は、人の気持ちの乗せ方をどこで学んできたのだろう。
フワッと流れに乗せて、そこそこ楽しい時間や環境を自然に作れるのは、すごい才能だなぁと。
自分には足りない力だけに見習いたい(&技を得たい)と毎日思うのでした。
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