警笛の朝

嘘でしょう。問い澄ました顔の裏の、小さな色眼鏡。

こんな僕を好きでいてくれる、キミの色眼鏡。

だめでしょって、警笛が鳴る。警笛を鳴らす。

警笛は僕のもの。だからもう、鳴らさせやしない。

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