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【認知症と介護】母の器を喜びで満たす

母の大好きな広島菜が、どこに売ってるかなーと検索してみたら、銀座に広島のアンテナショップがあった。おでかけしてみようかなと。

母は広島という言葉を目にすると喜びに満ちる。人は喜びに満ちていく生き方にシフトチェンジしていくと、72才の母が本来の自分自身になってどのような可能性を実現して、人生を変えていくのか?!を知りたい。

なぜなら母は、まだ苦労が良しという考えに縛られているのだと先週分かった。
舘ひろしの生き様のドキュメントを興味深くみて、母は「この人は、あんまし苦労してないねぇー。アカンわぁ」と言った。わたしの哲学では、苦労と感じるのは才能からズレた考えであり、人生にアクセルとブレーキを同時に踏んでしまい、無駄な苦労や努力ばかりして、いまいちな現実になるのだ。
自分自身が子供のように夢中になったことを、深く知りたい、試したい、検証したいとなり、好奇心の塊で取り組むので、常に進化成長していき宇宙と共鳴して、現実がどんどんと進む。端からみると努力家とか言うが、本人は楽しすぎるからやっているわけだし、目に見えていない可能性が本物なのかという検証をするために追究しているだけなのだ。だから苦労や努力ではない。

母は11月はじめ頃にラープロテクションを受けて、今まで我慢してきたことのネガティブなエネルギーをすべて取り除いた。ヒーラーの田中宏枝さんから「今は空っぽの状態ですから、喜びで満たしてあげてください」とアドバイスを頂いた。
【喜び】というもののなかに、母の本質がある。その喜びを体験していくことで、母の脳に刺激を与えて、まだ生きている記憶の脳が奇跡を起こしていくのかもしれないと考えている。
だから日々の会話の中で、母の言葉と表情から真の喜びのエネルギーを感じとり、私達夫婦が母を実体験していくことを繰り返しやっていくだけなのだ。
その1つに広島というのがあるので、まずはアンテナショップで母の大好物である広島菜を買って、家でも楽しめることにする。そして広島焼きも食べて帰る。シンプルなこと。

母の喜びには、日本というものを知ることが多い。演歌や時代劇というものの素晴らしさを知れた。今度は広島をもっと知れたらいいなぁーと思う。広島の郷土の素晴らしさを、母と一緒に楽しみたいと思うのだ。

母が認知症になったから、私が知りたかった日本の事の別の側面で知れることが、わたしは嬉しい。介護なのだが、わたしの好奇心を満たすことでもある。まだ手探りで、母もわたしも夫も慣れてないことがあるが、よーく考えるとまだ2カ月と20日しかたっていない。だから慣れてないのは仕方がない。でも先月よりも今月のほうが、三人がリラックスして本当の家族になっている。だから着実に成長はしているわけなのだ。

すべて喜びにフォーカして、認知症という枠でなく母という人間そのものにフォーカスしたからだろう。喜びには多くの宝の原石があると感じ、それを見つけたら磨くだけなのだ。なんともシンプルである。選択肢はたくさんあることを忘れないように、本質を感じとり見れるようにしていくだけだね。


※わたしと母が受けたラープロテクション。ヒーラーの宏枝さんも介護経験者なので、本部に取り合ってくれて、母の体に無理がない状態で行ってくれました。宏枝さんは、母に寄り添って丁寧にやってくれます。
ラープロテクションの詳細です。
https://veilsalon.com/ra-protection/

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