屁ッセイタイトル2のコピー__7_

「人間」だもの。

なぜ人間で奴隷をしているのか。
ふと忘れてしまう。

広告業界に入りたかったのか?
少数精鋭で働きたかったのか?
大阪で働きたかったのか?

そのどれもが違う。

じゃあ何なのか。
なぜ人間で働くのか。

冷蔵庫の飲み物を補充したいわけじゃない。
トイレットペーパーをひたすら三角折りしたいわけでもない。

もちろん、ドアノブが修理したいわけでもない。
(参考:「ドアノブが開いた世界。」

じゃあ何なのか。
今日それが分かった。

今日やったことを列挙しよう。

・企画書作成
・タライ落とし
・妖怪タクシーの搬出
・妖怪タクシーにタイヤの取り付け

どこまでついてこれた?
タライ落としぐらいだろうか?

タライ落としとはこれのことだ。

これ以外にタライ落としはない。
まあ、そもそも普通会社にタライがない。そうだな。


妖怪タクシーは説明する必要もなかろう。
あれだ、あの伝説のタクシーだ。
あれを倉庫から搬出してタイヤを取り付けただけだ。

サムネイルでコアなAVかと思って通報するのだけはやめてほしい。
局部は一切見えていない。社長はこう見えて大人だ。


もし、私が前職の会社で働いていたら。
そう考えてみる。

「タライを頭に落としてもらえただろうか?」

「妖怪タクシーの搬出が出来ただろうか?」

「妖怪タクシーにタイヤを設置できただろうか?」

「妖怪タクシーってなんやねん」

そうだ。
人間でしかできないことがある。

人間じゃないと妖怪タクシーに入ることもなかった。
人間じゃないと妖怪タクシーの端で爪から出血することもできなかった。

人間だからできることがある。
それはヒューマンとしての人間ならおよそする必要のないことかもしれない。

でも、稀有なことに価値があるのだ。
唯一無二、唯我独尊、単身赴任。

それだけでいいじゃないか。
「人間」だもの。

サポートされたお金は恵まれない無職の肥やしとなり、胃に吸収され、腸に吸収され、贅肉となり、いつか天命を受けたかのようにダイエットされて無くなります。