2024年の熱い誓い
年明け早々、災害や事故などが相次いで少し精神的に不安定になってしまった。
不幸なニュースを見ると影響されやすいガラスのハートの持ち主だけど、それはそれ、私は私、と割り切って自分軸で生きていきたい。
さてそんな私は、去年の2023年元日から弁理士試験の勉強をスタートした。
2022年の11月頃から知財検定3級の勉強をスタートし、翌月には2級の勉強をスタートさせた。
かなり久しぶりの勉強だったけれど、知的財産権にどっぷりのめり込んだ。
勉強を始めた当初こそ弁理士資格を取るほどではないと思っていたが、知財検定の勉強があまりにスムーズに進み、もっと知識を深めたいと思ったので、弁理士試験を受けるために勉強をスタートすることを決意した。
超難関と言われる試験であり、時間もお金もかかるのでかなりの覚悟が必要だったが、尻すぼみしていくことが明白なわたしの人生を変えるチャンスかも知れないと思った。
去年は1350時間勉強をした。
意外と勉強を苦痛に感じることはなく、ずっと楽しめている。
日々、自分の頭が良くなっていることが何よりも嬉しい。
これまで私は仕事で著作物を作る側の人間だったので、とても馴染み深く、関心も深い分野だったからだと思う。
また、著作権法を学び自分がこれまでいかに無知で損をしてきたかを思い知った。
そして、無知をいいことに搾取されていたことも思い知った。
世の中は法律を知っている人間が圧倒的に得をする。
「そんなの知らなかった」では済まされない。
契約書の内容をしっかり理解出来ずに、良いように言いくるめられてサインをしてしまえば大損をする。
本来であれば主張できる権利すらも、主張してはいけないという趣旨の契約書にサインさせられてきた。
そんな作り手は世の中にたくさんいると思う。
発明もデザインも、世のものづくりは作り手がいてこそ出来るものだ。
だからその物を生み出した人間にちゃんと恩恵があるべきだと思う。
でも今の日本の企業は、そんな作り手を安くこき使うことしか考えていない。
正規雇用することもしなくなり、何層にも中抜きされ、経費まで自己負担の上に無理なスケジュールを押し付ける。
文句を言おうものなら、「じゃあいい。他に当たるからお前はいらん」という様だ。
そして用がなくなればクビを切る。
大事な人材たちがこんな調子でいいように使い捨てされている。
そのくせ人手不足だとか言っている。
そういう現状を是正したいと心底思っている。
名無しの端くれデザイナーがこれを訴えたところで、誰も耳を傾けてくれないと思う。
そのため、弁理士という知的財産権のプロフェッショナルになって、発言力と説得力をつけたいと思った。
だから私は絶対に2024年に弁理士試験に合格する。
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