掟上今日子的に生きる

人間の脳のワーキングメモリはかなりしょぼいらしい。特に複数のプロジェクトを動かしていくことや、一個でもかなり複雑なプロジェクトを持った時、人間はその全てを把握することは不可能なんだと。

それに頼って生きていると、マジで自分が何やってるのかよくわからんくなるし、とりあえず目についたものをやろうと動いてしまうのだ。

非常に共感できる。とりあえず今目の前にあることをやろうと思って動いていたら、より緊急度・重要度が高い事項を取りこぼしてしまっている。なんか、いつもの自分ならこんなのすぐできることなのにめっちゃパフォーマンス悪いなぁみたいなことになる。

じゃあそんな時どうするのか。
忘れまくるのだ。

もちろん全部忘れて一個一個0から現状を把握する時間をとったら最高に効率が悪いので、一旦物事の全体像をA3くらいの紙に書き出しておくこと。そこで脳内のゴミを全て捨てておき、その紙を外付けハードディスクみたいに参照しまくるのだ。

そしたら、それを地図のように何度も見ながら全体像を把握しつつ、今やるべきことを見つけてそれにとにかく取り組む。
そのときは特に何も考えずにそのことだけに集中する。終わったらもうそのタスクのことは忘れる。んで次のタスクを黙々とやり、また忘れる、の繰り返しだ。

もちろんそんな簡単に忘れられるわけではないが、忘れる練習をすることでできるようになることらしい。

また、明日自分が何も覚えていないという前提で、動くことでより脳がスッキリした状態で物事に動ける。ダイイングメッセージのように明日のタスクを前日の夜の段階で書き出しておく、というのはちょくちょくやっているが、それを毎日、いやマイタスクごとにしていく。

僕みたいなうんちっちマルチワーカーは全てを頭に入れようとしてショートして超パフォーマンスが悪くなってしまうが、それは悪手だ。

もう全部忘れてやる。そのくらいの気概でいく。

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