頭の整理

僕はよく自分の世界に浸りがちだ。
バイト中も他のことばかり考えているし、自分の今の感情にかなり大きく支配される。言われた言葉もその意図に関しても、基本的にフラットにみることができない。
例えば、落ち込んでいる時に「そういえば、〇〇ってどうなった?」って聞かれると、
「あーやばい、これやらないと怒られる。てか多分だいぶ俺がほっといたからこの人ちょっとむかついてるだろうなぁ早よやらんと縁切られるかもしれんからちゃんとやらなかん。ああ、でも他のやらなきゃいけないことたくさんあるからどうしよそれ先にやってから云々」
みたいな感じでメンヘラみたいな心理状況になる。
かと思えばちょっと元気になると、「はい!いまやってること終わらせたらすぐやります!」で終わりである。

それと同じように、人と話す時、特にアワードで面談をする場面が増えたがその時も、結構自分の世界に入って人の話を聞いているようで、聞いていない。
表面上には聞いているから、議事録程度は書けるんだけど、それがどんな意図でとか、どんな表情で声の出し方で話してるかで、深い視点で見れていないことを感じた。

それはこの前アワードのコアメンバー+オーガナイザーの方でミーティングをした時に、「ちゃんと君たちはメンバーのことを把握しているのかい?」と言う一言で顕在化した。

最近特に具体のタスクの面でやらなきゃいけないことが増えて、個人が何を考えているのか、負担を感じているのかなどに全く目が向いていなかった。その視点がなくして、「どうやったらもっとみんなが主体性を持って取り組めるのだろう」とか考えていたのが非常に滑稽に見えた。

アワードの根底にある考え方として、「パーソンプロセスプログラム」と言うものがある。通常であれば、トップが大枠を決めて、そこに人を割り振る形になるのだが、アワードは逆だ。アワードに思いを持っているメンバーの個人の情報をもとに、家庭が積み上げられ、大枠が決まる。
というよりも、枠なんてものはなくて、個人の思いや達成したい目標を元に有機的に蠢いているのがアワードだ。

その考えでいくと、今はパーソンが全く詰められていない。表面上で人が言ったことを間に受けて、あたかもパーソン情報を得たと満足していた。

確実に実行委員合宿から、それぞれの想いの形や深さは変わっているだろうに、それをもっと深ぼらずして、言語化せずにしてなにがわかるのか。(いやわからない。)反語。

でもこれはアワード以外にも言えると思う。全ての人間関係においてそうだ。恋愛でも友人関係でもそう。その人が話したことだけでなく、状況や精神的負担、話し方、顔つきなどから、ちゃんと状況を把握しないといけない。

つまりこれは仕事やアワードに限った話ではなく、人生をより良くしていくために超大切なことなのだ。

子供の時、「相手の気持ちになって考えよう」と言われた。今はそれのレベルマックスのようなことをしている気がする。

とはいえ、それぞれの気持ちは大切にしながらも自分のエゴや、やらないといけないことに関しては、突き通す必要もある。そこのバランスが非常に繊細で面白い。

だから今すごく必要なのは、
①周りに関わる人たちがどのような思いを持っているのか、それを言語化されないところまでを深ぼること。
②自分自身が達成したいこと、思いを常に深掘り続け、問いに向き合い続けること。

なのだと思う。
最近、具体のことに集中しすぎて、そこの思いの部分が抜けていた気がする。

まだ書けそうなので、書く。
特に②のことに関してなのだが、直近で大きな問としてあるのが、「リーダーシップとは」というものだ。
先日のミーティングでは全く答えられなかった。メンバーが答えていたことを聞いて、自分とは全く角度が違うなぁ、これは結構その人の状況やバックボーンによって違うんだなと思わされた。

と言うわけで自分の中でのリーダーシップ像の言語化をしてみる。

僕の中でのリーダーシップは、「機会創出させること」だと思う。自分が目指すリーダーシップとして、先頭に立ってみんなを鼓舞すること、というよりは、一番後ろで、みんなが突き進んでいくことをニヤニヤしながら見つめて、ズレた時に方向調整することにあると思った。

実行委員合宿で僕は劉備元徳になりたいと言った。それはその思いがすごく形に出ていることだと思う。

んでここで難しいと考えられるのが、どうやったらみんなが自分が生きたい方向に突き進めるようになるのかと言うところだ。
全員が受け身の状態で僕が目指すものは作ることはできない。結局僕が前を突っ走ってみんなついてきてないなぁって悲しい思いをするだけだ。

そこで考えられるのが、さっき話した「機会創出」だ。僕の思うリーダーシップの第一ステップは、そこにある。これはある意味役割意識を持たせると言うことにもつながるし、任せると言うことだ。
その人が本当にやりたいこと目指したいことを聞き出し、深ぼった上でじゃあこれをやってみなよ、ここの担当はお前に任せた!と肩を叩くことが僕には必要なのだと思う。

そこに関しては一部できていることはあるけど、一部サボっていると思う。まず、やりたいことを聞いて、じゃあそれやっちゃおうぜ!って言うことはできているけど、そこから、ワンアクション踏むための手助けは完全にサボっていた。
面談した時に盛り上がってそこからじゃあどうするかまで行かずに収束することばかりだったなぁと思う。
だから僕がこれから意識することは、個人のやりたいを引き出した後のワンアクションの手助けをすること」である。
次にサボっているのが、先ほども話した、ヒアリングの深掘りだ。その人が本当にやりたいのか、言葉に出した思いが本物なのかをあまりつくことができていなかった。
これから意識すること②は、ヒアリングでできるだけ相手の思いを深ぼる。懐疑的に見る。
である。

よしこれからやることが決まった。もう洗濯も終わりそうだ。

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