目標設定・振り返り・ネクストアクション

自分にとって3回目の、学生時代においては最後のシゴトラベルが終わった。自分の中の「聞く力」というのは磨かれたと思うし、その場でのファシリテーションにおいても場慣れをすることができた。また、東海学生アワードで日々取り組み続けてきた学生のキャリアや課題感を理解し、それに沿ってインタビューを構築していくという点においても一定の成果を上げることができた。
一方で課題だと感じたのが、自分よりも年下の学生に向き合うあまり、自分自身に対する学びという点において、物足りなさを感じてしまったということだ。それはつまり、一見自分に向けられていないような言葉や学びに対して、抽象化して自分の学びと紐づけることができていないことを意味している。ここに関しては日々人の話を聞く中でトレーニングをしてきたと思っていたが、インタビュー自体のファシリテーション、学生の課題感に沿った問いかけを生み出すことを同時に行なっていたことによるキャパオーバーが生まれていたのではないだろうか。
これは正直アワードの時も実感していた。アワードではプログラム自体の進行の準備とプレゼンターのパーソン情報の吸い上げにエネルギーを割かれすぎてしまっていて、自分自身の学びやスキルの補完などに対して全く頭を使うことができなかった。
結局のところ、目まぐるしく過ぎるタスクやロールに追われてしまい、遠くを見据えることができなくなっていたのだ。

ではこれに対してはどうしたら良いのだろう。
それは、事前の目標設定と振り返りに尽きるのだと考えた。
シゴトラベルにおいても事前に目標設定をする時間があり、それに沿ってインタビューを行うことで一定数目標に対して近づいている実感があったといえる。しかしそれは、あくまでインタビューをより質の良いものにしていくという観点と、参加者の学生の学びが最大になることを目的としたものだった。つまり、自分のキャリアにおいての学びを最大化するという側面が抜けていたのだ。

結局のところ、アワードでやったマイチャレマイコミに戻ってくるのだと痛感した。

【マイチャレマイコミとは(自分の解釈)】
マイチャレ:マイチャレンジの略称。自分の成長目標。この機会を通じて自分はどのように成長したいのか、どのようなスキルを磨きたいのかなどの側面を持った問いかけ。単発でこれを得たいという考え方というよりも、自分の長期的なキャリアビジョンに沿って、その中でここではこれを得たいという観点で述べることが重要。
マイコミ:マイコミットメントの略称。自分の貢献目標。この場において、自分はどのように貢献していきたいのか、役に立てるのかを明確にすること。「こんなことができます」という意思表示よりも、「ここで貢献したい」という主体性を持った視点が必要になる。マイチャレと明確に分けていく必要はないし、相互に関係しあっているもの。

日々の業務や物事に対して目標設定を自分主体、組織主体どちらの側面からでも明確にして、それの振り返りをしていくことが重要であると感じた。

振り返り

また、振り返りにおいては、気づき学び感想という三要素の振り返りと、ネクストアクションという次の機会にどう活かしていくのかをしっかりと明文化していくことが重要である。
一つの経験によって生まれた学びは、次の行動に実践することで、もう一つ上の段階の学びに昇華する。仮説検証を繰り返すこととほぼ同義のことだ。

そんな感じで頑張りたい。(雑)

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