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セカイ系な私

昨日と一昨日は日記を書かなかった。
私の日記がなくて寂しかったろう、苦しかったろう。
私が日記を休んだことで世界に絶望してしまったボクちゃん達もいるかもしれない。
でも私はこれからも日記を予告なく休むよ。
ボクちゃん達の絶望よりも、私の「休みたい」という気持ちのほうが大切だから。
私の感情がマイナスに向かうと、この世界の終末時計の針が進んでしまうから。
私、セカイ系作品のヒロインだから。

実際のところ、なんで日記を休んだかと言うと実家に帰っていたからである。
実家には一応ノートPCを持って帰っていたため、日記を書くことも可能だったのだが、実家でPCをいじると親にオタクくんだと思われるかもしれないから…
オタクくんだとバレたらカツアゲとかされるかもしれないし…

実家では家族でシャークネード4という映画を見た。
シャークネード4は「鮫(シャーク)の大群が空を飛び竜巻(トルネード)を起こして人々を襲ってくる」という内容のパニック映画だった。
この映画はとにかく「そんなこと起こるわけないだろ」という現象が起こりまくる。
鮫が空を飛ぶのなんて序の口。
もっととんでもないことがたくさん起こる。
私は鑑賞中ずっとゲラゲラ笑っていた。
何が起こるか文章で書いてもシラけるだけであるため、ぜひ君の目で見て確かめてくれ。
一応言っておくと、面白いか面白くないかで言うと全然面白くない映画であるため、そこはご承知おきを。

あと、母に「面白いことしてあげるわ」と洗面所に連れて行かれ、「上の服を脱げ」と指示され、わけがわからないまま服を脱いだら顔に謎のクリームを塗られるという一幕もあった。
そのクリームは後で聞くとただの角栓を落とすクリームだったのだが、なんの説明もなく服を脱がされ顔にクリームを塗られるのはなかなかの恐怖だったな。
ただ、そのクリームを塗ったあとは明らかに顔がツルツルになってて面白かったため、「たしかに面白い!」と私は母を称えた。
顔がツルツルになるのがこんなに面白いなら、これからも角栓を取るクリームを塗り続けたほうがいいかもしれない。
毎日「ワイの顔、ツルツルでワロタ」と愉快な気分になれる気がする。
顔がツルツルになるのにはDNAに刻まれた根源的面白さがある。

幸運