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世界を知ろう

「日経新聞」に留学のススメという記事があった。日本の大学が海外留学を後押ししているらしい。変な話。

自分自身の後悔とともに言うと、日本の大学に後押しされるのではなく、最初から海外の大学に留学した方が良いと思う。

別に自分の大学生活がダメだったとは思わない。
親が満足するレベルの大学に現役で入り、体育会野球部に所属して良い仲間と出会えた。一年間大学を休んで、ボストンに語学留学もしたし、3ヶ月に渡るアメリカ・ヨーロッパ・メキシコの旅もした。20種類を超えるバイトも経験した。

当時できるベストは尽くせたと思う。

でも、大阪の下町で、町内会が全て!という世界で生きるオッチャン達の中でインターネットの無い時代を生きた僕は情報量が乏しく、最初から海外の大学に行くと言う選択肢は発想すら出来なかった。

だから、行けるのであれば、最初からアメリカのステキなキャンパスでいろんな国の人たちと一緒に勉強がした方が良いと思う。

息子が小学校受験するときに元地方公務員のうちの親が「男の子は公立に入れて、社会を知った方が良い。」と受験に否定的な意見をしてきた。

だから僕はこう言った。

「公立小学校だって、日本人しかいない狭い社会だ。同じ地域に住んでいるのだから、それほど貧富の差もないし。僕は下町の公立小学校で育ったから、地上げされた友人や夜逃げした友人家族、5人で6+4.5畳のアパートに暮らす友人家族は知っているけど、セレブリティの存在を大人になるまで知らなかった。公立小学校は日本村社会の縮図だという側面はあるかもしれないけど、世界の縮図だとは思わない。」

若いうちにできるだけいろんな世界を感じた方が良い。

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