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【福井】地域の面白い人たちがいる場所を巡る旅

地域の面白い人たちに会う旅in福井

ということで、鳥取県につづいて福井県へ2泊3日で旅行にいってきました。

前回のnoteで投稿したとおり、JR西日本主催の「地域ものがたるアンバサダー」という企画の事務局をしており、事務局が地域のリアルを知らないといけないだろうということで、毎月各県を巡っています。

対象となっている鳥取、福井、富山の3都道府県で、僕たちの推奨する「地域の暮らしに溶け込む、人に会いに行く旅」の視察旅行という名の、ただの趣味です。

福井県は地域ものがたるアンバサダーの水先案内人として以下の方々の名前があがっております。

が、今回の旅では自分なりの旅のスタイルで地域の人と出会うことをテーマにしてみたため、とくに何も予定を決めずに行ってきました。

結果からいうと、案の定ステキな出会いに恵まれた旅になりました。

そこで今回は旅を振り返りながら、本当は教えたくないけどここにいけば暖かい人たちに出会えるよという福井県のスポットをご紹介したいと思います。

ちなみに人に会いに行く旅といいながらちゃっかり前から興味があった恐竜博物館もいってきました。(博物館の説明員みたいな方に話しかけたらとても丁寧に化石について教えてもらいました。)

福井県で人と交流できるコワーキングスペース

鳥取県では人に会える場所=コワーキングスペースなのでは?ということ仮説をもとにいくつか訪問して、いい出会いに恵まれましたのをいいことに、同じテンションで3軒ほどコワーキングスペースを訪問。

結果として3軒ともほぼ誰とも接することができなかったです。1軒目のコワーキングスペースはコンセプト的には出会えそうなので自分の時間帯が悪かっただけな気がします。

他2軒はどちらも、正直微妙だったので名前は伏せておきます。

いいオフィス福井 by CRAFT BRIDGE

福井市内にあり、福井駅から徒歩14分と少しあるいたところにある「Coworking space CRAFT BRIDGE」。

「国籍や業種にとらわれず、様々な考え/趣味を持つメンバーが集まり、その混沌と通して生まれる「何か」を楽しみながら働く場所です。個性豊かな運営メンバーが日替わりでコーディネイターとして3Fに常駐し、会員同士の紹介やイベントなどの運営も行っています。

いいオフィス福井 by CRAFT BRIDGE

サイトに上記のような記載があったため、楽しみにいったのですが、無人状態で入口で電話をして連携をとりいれてもらいました。自分が作業してた時間は人が誰もいなかったため、またの機会にチャレンジしてみたい場所です。

福井県で人と交流できるゲストハウス

そもそもゲストハウスは人との交流がある場所ですが、ただのビジネス的な素泊まりだけの機能をもつゲストハウスが増えてきているのも事実。

そんな中で福井県において今回、2ヶ所、本当に素敵な人との出会いに溢れている場所を利用したので紹介させていただきます。

ただいまをいいたくなる「福井ゲストハウス SAMMIE'S(サミーズ)」

初日の宿として選んだ場所は、福井駅から徒歩5分の立地にあるサミーズゲストハウス。築60年の古民家をリノベーションした、暮らしを体感できる宿。旅人だけではなく出張の際に使う人も多いとかで、リピーターの方も多いのだとか。

オーナーの「森岡咲子さん」や、お手伝いの「柴崎美穂さん」に、福井駅近辺の面白い人にあえる場所や、その他のエリアの素敵な場所を紹介していただきました。

福井県にはじめて行くのであればまずは立ち寄り、情報収集したい場所です。


集落まるごとホテル「晴れのち、もっと晴れ」

8割が名前が多田さんの限界集落に移住した20代の「芳沢郁哉さん」夫婦がゲストハウス開業の準備を進めている「晴れのち、もっと晴れ」(通称:晴れ晴れ)。

築140年の茅葺き屋根の古民家を改修してゲストハウスにすべく絶賛DIY中で、全国から旅人が集まりお手伝いをしています。(写真は屋根裏で映画を見ようとしているところ。これぞ地元民の遊びという感じです。)

まだ開業していないのに人が集まる素敵な場所。縁あって自分も遊びにいかせていただき、持ち寄った地元の食材で旅人たちと鍋を楽しみました。

福井県で人と交流できる飲食店/ストア

1人で旅にいってもさみしくない福井駅周辺のお店を2件と、若者の移住者が増えている鯖江の週末限定カフェと伝統工芸を現代風に扱う店舗をご紹介。

いろんなこだわりの強い店主がいる「そば居酒屋 ポポー軒」

そば居酒屋ポポー軒は見た目からはな何屋さんなのかわからないたたずまい。ソバ粉を自分で弾くところからすべて店主がやっており、こだわりがすごいです。

店主の方はお名前を聞き忘れましたがとても気さくな方で、いろいろとよくしていただきました。少々クセはありますが、おすすめです。

癖の強さは店内の「popo」の文字の羅列が物語っています。独特の世界観。

旅人から地元の人まで集まる「Bar アジト」

答え合わせのような旅をしてほしくないため、できるだけ人が写ってない写真で場所を紹介しようとしていましたが、アジトは酔っ払ってたこともあり店内の雰囲気を撮り忘れました。

オーナーの「くまさん」は福井で26年間BARをつづけており、お店には旅人から地元の人までいろんな人がきて、それをつなげるのが趣味だとか。

ただし1人でいかないとつなげてもらえないので、行く時は複数人でいかないことをおすすめします。

週末限定のまがりカフェ「SHIBA COFFEE」

若者の移住者が増え続けている町「鯖江」において、週末限定で開かれる「コーヒーと焼菓子」のお店。

元眼鏡工場と社員寮をリノベーションした施設であり、2階以上はシェアハウスになっており、若者たちが集まる場所だとか。

店主の「柴崎美穂さん」は、福井駅前のゲストハウス サミーズでも長年お手伝いをしている方です。


福井のものづくりとデザインを体感できる「TOURISTORE」

鯖江にあるTOURISTOREは、ショップ・漆器工房・観光案内所・デザイン事務所・レンタサイクルが入った複合施設です。

漆塗りのマウンテンバイクを筆頭に伝統工芸が今風にアレンジされていていたりと面白い空間で。

施設内にあるデザイン事務所、地域特化型クリエイティブカンパニー「TSUGI」の方々と交流ができる場所です。

福井の面白い人たちがいる場所を巡る旅

相変わらずいきあたりばったりではなく、いきあたりばっちりな旅だった福井の旅。

今回の記事では「人に会えそうな場所」に特化して紹介しましたが、他にもたくさんの場所にいきました。

道の駅ではバイクで日本一周中の旅人と出会い、そのまま一緒に旅をしたりなんかも。


地元民がおすすめするヨーロッパ軒や、やきとりの秋吉なんかもちゃんと行きました。おろしそばや焼き鯖寿司、へしこも食べてみました。

おいしいものたくさんな福井県。人に会う旅をすると、ほんとにすぐまた帰るんだろうなという気になるので、またすぐ食べれるだろうという気分になるのが不思議なところ。

このnoteの記事が福井への旅のヒントになれば幸いです。

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