レセプショニストのお仕事

秘書といっても、秘書室があったり、
役員室の前に座っているタイプではなく、

会社の受付に座っている。
(レセプショニストがお手洗いなどへ離席した時に代わりをするため)

レセプショニストは、1日にたくさんの来客と入電をさばく。
彼女が離席している間は秘書の我々が代わりとなる。

ありがたいことに、ハイテクなIP電話システムが導入されていて、
一度に6回線までつながる。

回線1に電話が入ったと思ったら、回線2にも入電。
回線1の相手へ、「申し訳ございません、少々お待ちくださいませ」と言って保留にし、
回線2を応対。そうこうしてると、立て続けに回線3、4が光る。
回線2の相手へ、「申し訳ございません、少々お待ちくださいませ」と言って保留にし、
回線3を対応。とりあえず出ておいて、「申し訳ございません、少々お待ちください」で、回線4へ。
回線4もとりあえず出ておいて、「申し訳ございません、少々お待ちくださいませ」で
回線1へ戻る。

「大変お待たせいたしました」

携帯へ転送するだけの入電は即座に転送しますが、
こういう時に限って伝言を預かるとか、イレギュラーな対応が多い。

そして、全回線をさばききったころにレセプショニストが戻ってくる。

タイミング良すぎるな!!!

なんて心の中で叫びながらも、
5本の電話を同時にさばいた自分に惚れる。

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