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頂上戦争勃発 limittles HU開幕

火をつけたおじさんとDoug

先週からlimitlessとStefan11222がHUチャレンジをやってる。https://worldpokerdeals.com/blog/limitless-vs-stefan11222-a-new-hu-challenge
二人は2020年PokerStarsNLHE収支ランキングトップ5に入ってる。相当熱いぞこのカードは。Galfondチャレンジがセルゲームだとしたら、この二人はさしづめスーパーサイヤ人3悟空vsスーパーサイヤ人3ベジータ、ルフィvsドフラミンゴとか、それくらい激熱バトル。Dougとネグラノおじさんは魔人ブウvsクリリンくらいの差があったけど知名度ではまさに頂上決戦だった。おかげで二人のチャレンジがブームを巻き起こしいたるところでHUチャレンジが起きてるこの流れ、マジで最高やね。感謝しかない。Doug、コロナでテンション下がってるみんなのためにネグラノおじさんに喧嘩売ってくれてありがとう。グラッジマッチは最高の火付けになってるよ。極東の島国のおれの足元にまで火が来てらあ。ネグラノおじさん、負けるとわかってるきつい勝負を受けてくれてありがとう。おじさんのMore rake is betterが本音ではないって伝わったと思うよ。ポジショントークは仕事だもんね...。でもこれでプロからの溜飲はだいぶ下がったと思うよ。エンタテイナー魂は受け取ったよ。ただし、今後も無限にいじられ続けるけどそれは魂を企業に売り渡した代価だから。ポジショントークっつう悪魔と取引したおじさんの運命だから、これからもいじられゆるキャラ役頑張ろうね!

Stepan11222について

さて冒頭のlimitless vs Stefan11222のカードはまじで推せるぞ。まず二人について語ろう。二人は今イケイケなポーカープレイヤーである。Stepanについてはこの件で知った。ロシア人らしい。

こういう病的プレイをしてるが鉄強らしい。正直まだ全然深堀してない。未来のおれにパスする。HUチャレンジを通してこの男のことは知れたらいいな。

Wiktor "Limitless" Malinowskiという男

limitlessはポーランド人の最強の青年で今まさに調子に乗りまくってる天狗モード絶頂期。
https://en.wikipedia.org/wiki/Wiktor_Malinowski
言わずと知れた世界最強候補と評される一人である。トップ5には間違いなく入る。26歳なのがおれを苛立たせる。歳下の鉄強をみると半端なく感情が揺さぶられるんだわ。おれより後に地球に生まれたのに先に行かれてるって敗北感が歳上より大きいんよね。おれはなにしてんだって気分がよぎる。
5000/10000HKDうってる。マカオではTrutellerとつるんでた。身長2メートル近い巨人。去年当時オンライン史上最大の170万ドルポットを取ったり、$1000 /$2000で72sで4betにコール、50万ドルpotを獲得してN8のビデオチャットで満面の笑みを手を振る鬼であるwこいつはハイステークスブームの火の付け方まで計算に入ってるとおれは思ってる。天然素なんだけど、ハイステークスをステークス以上の付加価値を持たせる振る舞いをわかってんだよね。慢心せずして何が王か!!そういう相手をたぎらせる些細なスパイス。ユーモアだよね。ギャップの法則だよ。ただバトルに興じるんじゃなくて自分の価値をわかってる。その価値をふんだんに使う精神がいい。世界最強LLinusLoveは鉄仮面がキャラとして成り立ってるからいいけど裾野を広げたりフィールドを盛り上げるって少年漫画視点だと劣るからね。ただの最強って結局時代でどこにでもいるから。王の愉悦がより王たらしめるって玉座と王冠の派手さが物語ってるでしょ。黄門様の印篭ギャグみたいなね。

勝負の発端はこういう流れ。
limitless「Stepanはチャットでうざいトラッシュトーク投げてくるくせにおれからまじで逃げまくる腰抜け戦ってくれない。みんなあいつの評価高いけどあいつはよええからwおれが分からせてやんよ。おいStepan!おれとHUやろう」
Stepan「チャットで不快にさせてるとはすまなかったよ。ごめんね。でもだからってお前からの一方的な都合で勝負を受けるのは嫌だよ。おれはやらない」
最初は勝負を断っていたStepanだが急にやる気になって始まったらしい。一生いじられるのが嫌だったんだろうかね。お金ならあるだろうし思うところあって考え直したんだろう。limitlessのHolzへの執拗なからかいをみるに自分も第二のHolzになりかねないからかねw

HUチャレンジルール

ルールは30000ハンド。limitlessは条件としてハンデなしでいい。ただしおれのアバターはGuy Ritchieによる映画"Revolver"でやれること。$50/$100でさらにBitcoin2xのサイドベットを付ける。つまり$150/$300くらい。30000ハンド終わるかどちらかが$100000負けたら終了。サイドベットは含まなそうだな。つまり10000bb負けたら終わり。

スタックは150bbリロード制限でタイミングは自由。6月終了を目途にプレイする。もしStefan11222が勝利しlimitlessが再選を申し込んだ場合リベンジマッチを受けなければいけない負けたほうは、Stefanのブログで相手より弱いことを認め相手を称え挑発とおれのほうが強いと主張したことを謝罪しなければいけない。さらに、Stefanが負けた場合自分はFedor Holzより弱いと宣言しなければならない。

アホい....アホすぎる。
アホな頂上決戦がキターーーーーーーー!!!!
こういうのを待ってたんだよ。金はオマケでプライドとプライドを賭けた超ドラゴンボールバトル。なんだよハンデはいいからって特別アバターを用意するってw楽しむ気まんまんだろwこういうやつらのバトルがいい。イベント興行じゃおれはマックス踊れねー。本気でしびれを切らして覚悟決めて殴り合うゼロ距離インファイト。これなら限界突破で踊れる!推せまくれる!
しかも負けたほうは「あいつのほうが俺より強かったです。調子に乗ってすみませんでした」って謝罪て。Fedor Holzより僕は弱いと宣言しなければならないてwww
Holzのとばっちりがウケる。これはlimitlessからいじられポジにいるHolzを使ったギャグだねwHolzは業績のわりにツッコミどころ多い性格をしててlimitlessからすると実力が備わってないのでいじりたくなるんだろう。ワイン飲むからHUしようぜとかHolzに絡みまくってるようだし。

limitlessのキャラクターは本当にいいね。性格なんだろうけど盛り上げ方を心得てる。プライドを迫るスタイルがおれは好き。各々の都合もあるけどやっぱ根本はゲームだから。バンクは数十億はありそうだから数億くらい気にしないんだろう。逆にずるいともいえるけどね。バンクの高みを使った挑発みたいな。まあでもポーカープロはバンクも込みで築いてきた生き方を戦わせてる面もあるからありだよね。しかも核はポーカープレイヤーの矜持をこれでもかと吹かせたいだけだろうし。強い言われてるStepanに一泡吹かせて名声を奪いたい。チャットがうざいのに勝負を避けて逃げるStepanを懲らしめたい。HUチャレンジ楽しそうだしおれも遊びたいw

結局はドラゴンボールと一緒なんだよね。強いやつと戦うのが楽しい。どうせなら大きな舞台設定して派手にやろうぜ。ケリを付けようぜ。おれとお前どちらがつええかをな!!!

ショービジネスにならない良さ

ポーカーはトップがサイヤ人魂を心に飼ってるのがみていておもしろい。ある程度財を築くと強さにこだわるのがいい。強さを求める過程で財が築かれおのずとプライドバトルにスライドしてくる構造が最高にいい。スポーツ協会みたいな権威の第三者が介入することなくプレイヤー同士の同意で決闘始まるのも最高。いつでもどこでもバトルが発生するわけよ。ポーカーはショービジネスとしては成り立たないって言われてる。観客に求められる知識のハードルが高すぎる上に不完全情報ゲーのせいで観てるだけでは燃えにくいし理解にしくい。スポーツみたいな見た目の派手さもないから初心者は観てるだけでは楽しめない。欠点で語られるけど、それはプレイヤー側にとっては強みでもあるんだよ。ショービジネスにすると勝負に価値を産むために強いやつ同士を戦わせない采配で組まれるから。好カードを引っ張るから。でも、藤井聡太と羽生善治って本当は延々と毎日戦いたいでしょwそんなことしたらショーとして価値が低下するからみんな飽きちゃう。だから、協会のお許しが出ないと戦えない。簡単にお許しがでても詰まらないからタイトル戦をいくつも作って勝ち抜いた先でようやく王位と戦えるっていう少年漫画のラスボスへの過程みたいなのを設定する。そうすることでストーリーが出来て客は主観が入って熱くなれる。徐々に最強へ近づいていくことでわくわくが高まっていく。ジェットコースターがカタカタ上がってくのと似てる。わかる。わかるよ。よくわかる。おれもそこにダイブするから。いろんな分野でそのシステムに楽しませてもらってるからね。でもね、プレイヤー側としてはこの上ないクソルールなんだよ。だってゲームするならスポーツするなら強いやつとやるのが一番楽しいからね。業界のためにって割り切れるかもしれないけど、K1の武尊はRIZIN那須川天心とやりたくてもお許しが出な過ぎて泣きまくったらしいからね。万が一負けたらK1の権威が堕ちるからって。強いやつとやりたいのに金とか権威とかくだらない大人の都合で戦えないって、プライドが傷つくってレベルじゃないよね。ゲームに熱中してるのにゲーム機本体を取り上げられるようなもんでしょ。
ポーカーはプレイヤーが競技の中だけでマネタイズできるから結果的に舞台設定が自由自在でいつでも最強と戦えて現代スポーツでもっともドラゴンボールに近いんだよ。最強側もお金を稼げるから弱い相手でも戦えるし、ポーカーは単純な勝敗じゃなくてスコアゲーの側面があって格下相手からもいかに差をつけて勝つかって芸術美とパズルとスマブラみたいな競技性があってしかもそのスコアがお金と直結してるからね。考えたやつまじで天才過ぎだろwww
おらワクワクすっぞ!で始まる最強バトル。スポンサーも企業も観客もいらない。ただプライドと金を賭けるだけ。トランプだけあればできる。もはや存在自体におれは酔える。最前線にはまだまだ程遠いけど、山の上の雲の上の景色がチラ見えただけで興奮できる。よりはっきりするだけで萌える。そのワクワクがどうしようもなく楽しくてたまらないから一ミリでも登るのが楽しいのだ。この無限の塔への道が。この少年漫画が(※西尾維新にめだかBOXノリでポーカー書いてほしい)このゲームを知ることが。強さを求めるだけでお金が稼げ家族を養え愛する人を守れるこのゲームを。おれは一生愛せるかもしれない。だとすれば、愛が稼ぎを愛が愛を育むこのゲームを、あとは、どう愛するかだ。

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