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カルピスの炭酸割り

こんにちは。ITエンジニアのSham六です。

最近暑くなってきたので、冷たい飲み物をたくさん飲むようになりました。特にカルピスの炭酸割りを飲んでます。

カルピスの炭酸割り。カルピスソーダではなく、カルピスの炭酸割り。

氷と強炭酸を入れた後に、カルピスを入れて作ります。目分量で適当に入れるのでちょっと濃くなります。運動の後や風呂上がりに飲むと強烈な炭酸と甘いカルピスが喉を潤してくれます。飲んでみな飛ぶぞ。

カルピスの炭酸割りを飲むと、剣道を習っていたことを思い出します。僕は小中学校時代に剣道部に所属していました。運動が嫌いで(ついでに部活も嫌いで)毎日嫌になりながら道場に通っていました。特に夏は暑い中重い防具を着て竹刀を振り続けるので、汗と防具の匂いが気持ち悪かったです。部活がある日の唯一の楽しみは練習のあとのカルピスの炭酸割りでした。アーチ状の橋の前半の上り坂を立ち漕ぎで乗り越え、後半の下り坂を夏の夜の風を受けながら降って行きます。家に着いたらすぐに冷蔵庫を開けカルピス炭酸割りを作り一気に飲み干します。このときだけは次も頑張ろうと決心していました。

この前、会社のピアフィードバック(同僚から評価を受ける制度)の結果が出ました。ありがたいことに、「努力している」、「階級以上の働きをしてくれている」などのコメントをもらい、上長からは最高評価をいただきました。ただ同僚コメントの中で一つだけハッとしたものがありました。

「恐る恐る話をしている。間違っても誰も責めないからもっと堂々と話そう」

僕はとても臆病な人間です。後ろ向きで自信がない人間です。MTGは緊張します。そしてこの業界では僕は新人です。クラウドも半年前から勉強し始めたばかりです。と上長に伝えました。そしたら上長はこう言ってくれました。

「みんな分からないことだらけの中仕事しています。間違っていたら、ごめんなさい調べておきます、でいいんです。」

たしかに周りのメンバーはけっこうな頻度で間違えたりします。でもそんなことは気にしないというふうに次の仕事に取りかかります。Slackではすみませんという言葉が何度も飛び交っています。でも誰も気にしません。仲間たちは次から次へと成果を出していきます。そして僕のヘルプに即座に反応してフォローしてくれます。そんな環境で働いているおかげか、僕も最近は少し自信をもって発言できるようになってきた気がします。相変わらず失敗も多いですが、チームのメンバーもフォローできるようになってきました。

この頃暑くなってきたのでカルピスの炭酸割りを飲むようになりました。カルピスの味は弱虫だった僕を思い出します。苦い記憶を思い出しつつ、まあいいかと思いながら次へと気持ちを切り替えます。落ち込んでる暇はありません。明日も楽しい仕事と信頼できる仲間が待っていますので。


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