世の中の仕組み

ここ最近の世の中について思う事があったので少し記しておこうと思う。

SNSや動画投稿サイトが普及して、PV数や再生回数(広告収入)を稼ぐ為に炎上商法やデマ情報が一般人のレベルで発信されるようになった。

能登半島の地震や、それに伴って発生したJALの飛行機事故。これらに群がるようにして偽の情報やフェイク動画を作って投稿する輩がいる。また、悪意を持っていなくてもそういった情報に惑わされて誤って拡散させてしまう人もいる。

母数が少なくても、使っているツールの拡散力が強いので結果として全体が混乱するという構図だ。

根本的な部分で共通しているのは、自分だけが良い思いをしようと考える一部の人間のおかげでその他の大多数が不利益を被っているという事だ。

おそらく、これが世の中の多くの事柄に当てはまっていると思う。学校のいじめ問題や、ご近所付き合い、会社の人間関係、政治の問題などなど。
結局のところ「利己」の精神が全てを腐敗させていると僕は考えている。

別に利己的なのがダメだと言っているわけではない。家族を養うためには人よりも多く稼ぎたいと思うのは当然だと思うし、そうでなければ競争は生まれないし個々の成長もない。
ただ多くの問題に利己が絡んでいるという事を言いたい。

大事なのは「利己」と「利他」のバランスだ。
何でもかんでも自分だけが得すれば良いという訳ではない。常に周囲に対する利他の精神を持ちながら行動すべきだと思う。赤の他人の為に身を削って尽くせとまでは言わないが、身の回りにいる人たちを少しでも笑顔にしようとか、優しい気持ちになってもらおうとか、そういう簡単な事の積み重ねが、世の中を良い方向に進めていくと僕は信じている。

最後に、自分の事しか考えていない心無い人へのメッセージを残してこの記事を締め括りたいと思う。

バカヤロー！ふざけんな！

しゃもじ