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動画づくりのエッセンス

どうも、きいちです。
今回は動画づくりにおいてのコツについて書いていきたいと思います。

「オメー別にそこまで動画作り上手くねえだろ!」と言われてしまえばそれまでなのですが、考えが全くない状態で動画を作ってるわけでもないので、その思考をつらつら書きます。宜しくお願いします。

(※一部GIF画像がありますが、note側でのアップロードが上手くいかず、ガビガビになってしまってます。ワイにはどうすることも出来なかったので心の目で「あーこう言う事ね」とお察しください)

1.動きを考える

一つのオブジェクトを「生き生きと」動かす場合、皆さんならどうしますか?色々方法はあるかとは思いますが、私の場合ディズニーやトムとジェリー等でのあのコミカルな動きを良く参考にしています。「アニメーションの基本原則12個」と言うディズニー社でのエッセンスが生きてきます。

参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Twelve_basic_principles_of_animation

例えば四角を動かすとき、そのままスーッと動かすやり方もあるとは思いますが、どうも機械的であまり生き生きしているとは思えません。

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そんな時、この参考サイトで言う「スローインとスローアウト」「副次アクション」を使うと、どうでしょう。

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わりと、生きてませんか?

此処でのポイントは「とりあえずイージング使っておけば大抵どうにでもなる」です。イージングは神です。
大抵の動画でのダサいと思われるポイントは「イージングが無いこと」だったりします。(その他のポイントは後々語ります)

2.構図を考える

色々考えることはあるとは思うんですが、大事なのは「何を見せたいのか」です。人間の脳みそはあらゆる所でポンコツなので大抵の人間は一気にバッと色々な情報を一画面に乗せられるともう何も分かりません。

その「何を見せたいのか」は色々あると思います。
歌詞だったり、キャラだったり、イントロだったり、間奏だったり…
「この歌詞のフレーズ良いな」と思った時、あなたならどうしますか?

私の場合、サビの重要点だと思う部分や個人的にグッと来るセリフは割と目に留まるよう、大きく出したりなど工夫をしてます。

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この作品では歌詞とともにイラストが出てますが終わった場面は後ろに表示してます。しかし、そのままではダブって非常に見づらいのでフォーカスぼかしを使ってより前面を強調させてます。

3.全体の流れを考える

これについては動画を見まくってる方の方が有利だと思います。
私もそうですが、基本的に見まくってる人はいざ依頼の曲をもらった際に曲を聞けば、よほど聞きづらい曲じゃない限りは脳みそにその曲のMVが流れます。

それが出来ねえんだよ!どうしてくれんだよ!って方。
動画見てください。とにかくいろんなのを見てください。

大抵の曲はジャンルが決められていて、何となく音の形や雰囲気が似通ってます。その引き出しを増やしてください。
シリアス系ならこういう動きが良い、ポップ系はこれ、EDM系は実は〇〇…など。引き出しの数と、引き出しの中の物を増やせば、必ず何かしらは対応できるはずです。

それでも分からねえよ!って方。
パクれ。どうせバレない。どんどん動きを真似しろ。

4.変化のスキは出来るだけ見られるな

色々シーンチェンジの方法はありますが、大事なのはシーンとシーンの間の切り替わりを如何にごまかせるかです。
パッと変わってパッと次の…と言うのでも良いですが、どうも味気ありません。

そういう時の、シーンチェンジの引き出しです。
今どきのVtuberのPVやポップ系、大手ボカロPの動画などはかなり参考になります。(そりゃプロが作ってるもんな)

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この動画ではちょっとだけ工夫をしてAviutlのシーンチェンジ機能に無い機能でシーンチェンジを無理やりやっています。(実際無理をし過ぎて汚い線が見えてますが)
普通の発光ブラーやシーンチェンジでも良いですが、たまにはこういった今どき風を取り入れるのもなかなかアリです。

5.素材はデカけりゃデカいだけ良い

これだけは頭に入れてください。大は小を兼ねます。小は大を兼ねない所か動画師を最高に苦しめます。

と言うのも、素材が小さいと拡大した時ジャギが見えてしまい大変悲惨です。一枚絵でどうにかゴリゴリ動かしたいときなんかは4Kを推奨します。4Kは世界を救う。
ザラザラな画質の絵を見せられるとそれだけで少なくとも絵を描く人間はげんなりしてしまいます。美しい動画は素材の大きさから。

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※イメージ

ジャギジャギはやめよう!

6.デザインの勉強をしよう

いくら動画力が高くても色彩感覚がクソだと動画もクソになります。
逆に言うとデザイン力があればあるだけ、どんなに簡単な動きでも様になります。もはや動画に求められているのは動きの考え方よりもデザイン力です。動かすことを考える暇があったらデザインを勉強した方がよっぽど得です。ほかにも使えるし。

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例えば、こちらの文字。
ダッセ~~~~~~~~~~、何だこれ?小学生が作ったパワポのタイトルか?どう見たって「英語が使えるのはカッコいい」と思い込んだクソガキです。
#FFFFFFに #000000の文字は割とよく見ますが、フォントチョイスも相まって最高に最凶です。ダッサ。

こんな物でも、フォントと配色をちょっと変えてみると…?

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あらまァ~~~~

素晴らしいですね。大変エレガントです。今にも魔法が使えそう。

真っ白な白、真っ黒な黒、使うのが悪いとは言わないのですが、このように極端じゃない色を混ぜ込んでやれば、あら不思議。ちょっとイイ感じになりました。

最後に

いかがだったでしょうか。「いや、お前出来てねえじゃん!どの口が言ってんだ!」と今にもヤジを飛ばされそうですが、私が意識する点はこんな感じです。(意識されて無い時もあるけども)

動画づくりは大変PCのパゥワーが必要ですが、それと同じかそれ以上にイメージ・インスピレーションの引き出しが大事です。
普段から何気なく見ているテレビのCMや、ちょっとした街頭のPVなど、私たちの周りには意外に映像が転げまわってます。
それをちょっと意識してインプットすることで、いざアウトプットする際スッと出てきたりするんじゃないかな、と思います。

これも私がたまにやる方法ですが、「あ、この動き良いな」と思った場合スマホなどで動画を撮って自分の中の資料集に保存しておくと煮詰まった時、イメージの糸がほぐれたりほぐれなかったりします。ほぐれなかったら諦めて別の動画探したりサボって気力を回復してください。


結論:資料見てやる気が無かったらサボれ
閲覧有難う御座いました。

今回紹介に使った動画

僕は此処に居るよ/ナナツナツ
デンノウサイキッカー/水瀬れいん

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