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クスリに殺されない47の心得~読書記録8~

「乳房温存療法」の先駆けで有名な近藤誠医師の本。

先生は小学生の時に福沢諭吉に憧れ、慶応中学から大学まで慶応。その後は慶応大学付属病院医師として勤務。
慶応大学では「先生と呼んでいいのは福沢諭吉先生だけ。教授たちは、~君」と呼ばれていた。
が、付属病院に勤務となった時には「いわゆる大学病院特有のピラミッド」「先生と呼ばれる人の多さ」を知り驚愕されたとか。日本では国立、慶応でも、乳がんは乳房全摘出が主流であった時代に独り戦った。
近藤誠先生の生き方は本書、並びに他の書でも「患者さんファースト」であると思う。
初期の乳がんと健康診断で全摘出。健康診断での子宮頸がん検診で処女膜を失う。
医療関係者にとっては何とも思わないかもしれないが、患者さん本人にとっては大変な思いがある。

薬も処方されたからと安易に飲むのも怖いなと実感した。
薬を飲む事により、実は病が悪化する事実を一般人は知らない。
頭痛薬もCMで放映されているように、気軽に「痛くなったら」「早めに」と飲むが、量は増える。効かなくなる。睡眠薬もである。少し寝られないからと言って死ぬことはない。
精神薬は依存性がある。鬱の薬は心をむしばんでいく。

更にはサプリメントも良くないという。健康の為と今は売れている。商売替えした会社もあるくらい。(DHCという会社は元は大学放送センターであったがサプリメントの利益で今は有名)
何故か、有難がってサプリを買う。(すみません。。。私もつい最近まで鉄のサプリを買ってました)

日本人は頭痛に悩む人が多い。原因不明と言われているが、かなり薬物乱用頭痛もある。薬を手放すことで頭痛が治っていくことが多い。
(私は若い時には頭痛薬を大量に飲んでいたが、自分の頭痛の原因が肩こりや姿勢の悪さから来ているとわかり改善。整体に通い、酷い時には塗り薬で。今は本当に飲まなくなった)

又、以前は自然にかかっていた「はしか」など。今は小さい時にワクチン接種をするが、すべての予防接種は要らない。製薬会社は喜ぶが身体には良くない。

白米、白いパン、砂糖などの白い物が身体に悪いも嘘である。玄米の方が農薬が取り除かれていない事も多い。
玄米食、ベジタリアンなどはあまり長生きしない。

近藤誠先生2


色んな先生の考えがある。白い物を良くないという方もいる。玄米がいいのだという人もいる。
ある1人の人の考えを全て正しい、としてしまうよりも、「これもあれも」と、自分で選択して自由に生きていけたらと思う。

結局、最後に自分の生き方を決めるのは自分自身なのだから。

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