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共依存関係

かおり

日曜日夜、毎週こっそり楽しみにしていた「真犯人フラグ」。
個人的に秋元康が嫌いで、江戸川乱歩や西村京太郎と比べて、うんたらかんたら、と文句を言いながら観ていた。

橘一星は、「他人を幸せにしたい」みたいな寝ぼけた事を言う男で、そこは私としてはムカついていたのだが、そんな橘が高校時代に、虐めで心身ともに傷ついていた少女、陽香を助け、彼女の幸せの為に、疑似恋人に。それから、陽香は橘の思うように働くわけです。
橘が望む通りに動き、やってはいけない事（法を犯す）まで罪の意識もなく楽しそうにする陽香。
高校時代の虐められていた暗かった時よりも悪い方向に行ってないか？

と、ここで、私は「共依存関係」の怖さを思うわけです。

私は、10数年前、市の小学校スクールカウンセラーをしている方と知り合い、その方と共依存関係になったわけです。
知り合ったのは、カトリック教会だったけれども、信者になる頃にカウンセリングを受けたもので、すっかり橘と陽香みたいな関係。
彼女の言うように動き、彼女が喜ぶことをする。
そのカウンセラーと犬猿の仲だという女性の悪口を聞かされ、口を聞くなと言われたら、
「はい。救世主さま」
と、挨拶された時に無視する、という事もして、人として・・・
その救世主さまの心に叶う事が不可能になった時に、私は教会でいられなくなったわけで。。。

生駒ちゃんのように、
「しょうもな」
で、洗脳が溶けたら良かったかな。

これで、生駒ちゃんと橘の共依存関係は終わるわけです。
橘が「皆が幸せになって欲しい」とか言うのは、自己満足だと思う。
生駒ちゃんが言うように 本当に「しょうもな」

今は、カウンセリングやら癒しやらメンタルなんたらだの、やたらTwitterプロフに書く人が多く。
素人でも簡単になれるんだろうな、とは思う。
ある種、心理カウンセラーというものは、患者との共依存関係を求めているんだろうな、と思う。
医者なら、科学的検査して、薬出して、手術して。とかクールな面があるけれど。 人間て、誰かの役に立つと嬉しいしね。
だからこそ、私はもう！！ ネットでメンタルだの癒しだの言う人は信じない。

ついでに言うと、生駒ちゃんの舌ったらずな喋り方が大好きや。
私もラッキョウ好き


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