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願い地蔵にお祈りを 秩父札所6番 曹洞宗向陽山卜雲寺 私の百寺巡礼181

まず、こちらのお寺に行くのに、え?え?と迷ってしまった。

札所6番はこちらの案内が出ているのだが、え?小松沢レジャー農園内じゃないの?いいのか?と悩んでしまったのだ。


農園の方に道を聞くと、農園の小道を入って行くと近いようだ。


柚子の良い香りがする

ありました!!

第6番 向陽山 卜雲寺(こうようさん ぼくうんじ)は、江戸時代初期、嶋田与左衛門によって開創されたとされています。
卜雲寺というお寺の名前は、その嶋田与左衛門の法号が“卜雲源心庵主”であったことに由来します。
卜雲寺は、別名「荻野堂」とも呼ばれてます。
これは、長享2年(1488年)、武甲山山頂の蔵王権現社内に安置されていた行基の作と伝えられる聖観世像が、萩が生い茂っていた池の近くのお堂に移されたため、そのお堂が「萩野堂」と呼ばれたことに由来します。


堂内には多くの地蔵があった。
その中で、個人的に印象深かったのが、本堂の石段下にある「願い地蔵」であった。
江戸幕府・徳川吉宗の時代、疫病が猛威をふるったことをきっかけに病気平癒を願い建立されたものだ。その後、病気平癒だけでなく、子授け・入試合格・大願成就を願う人も訪れるようになり、多くの愛らしい地蔵が祀られている。

こちらは、大好きな友人にこちらのお寺で購入しプレゼントしたものだ。
その友人が飼っている病気の老猫の平癒にと「願い地蔵」に手を合わせるのだった。

もういくつもの神社やお寺に行っているが、こちらの御朱印担当の男性は、松本人志さん、北野武監督のような楽しい方であった。今まで会った中で一番気を使わないかも。
イヤイヤ、そこは突っ込まアカンやろと思いながらも、私もボケ担当なもので。。。
武甲山とは反対側の小高い山に登る感じで景観の良さに一息つくのだった。

紅葉や 願い地蔵に 猫託す

曹洞宗向陽山卜雲寺 秩父札所6番
埼玉県秩父郡横瀬町横瀬1430
西武鉄道横瀬駅より徒歩30分


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