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小さな頃の原風景あり 川崎市 真言宗 智山派金剛山 金乗院 平間寺(川崎大師) 私の百寺巡礼88

弘法大師様と同行二人の、真言宗寺院専用の御朱印帳がただ欲しくて、いざ!川崎!


川崎大師駅前にて

京急線横浜駅の改札で駅員さんに
「すみません。。。川崎大師まで直通ってないんですか?羽田空港みたいに」
と、問い合わせる恥を知らないオバサンが私だった。
京急線川崎駅で乗り換えた時に、何故に直通出来ないかわかった気がした。京急本線とはまるで違う。何が?雰囲気だろうか。ガタコン、ガタコン、と、ディーゼルか?と音が違うのだ。

川崎大師は、大治3年(1128年)に創建された。

創建した人物の名前から「平間寺」となるのだが、大田区にあるキャノン本社からガス橋を渡った川崎市は平間町だ。以前、平間町に住む知り合いがいたのだ。
そして、川崎大師駅に、大師町と、この辺りの駅名や地名にも大きな影響力を持っている。


駅から参道は大変賑やかだった。芝増上寺に行った時には感じられなかったものだ。大門駅、浜松町駅からが本来は参道として存在してもいいはずなのに、増上寺につくまで、神仏の香りがしなかった。
だが!
ここ、川崎大師は違った。参道に並ぶ店は活気溢れ、更に寺の境内に飲食の屋台まであったのだ。


広い境内に素晴らしい建物に、整備された美しい庭。
何よりも、ここにあるのは、弘法大師空海を慕う人たちの姿であった。
写真撮影はしなかったが、門の所には、托鉢の修行僧の方がおられた。
その托鉢僧の持つ器にお金を入れる時に、中村元先生の著書にあった、昔インドでブッダが修行していた頃に浸るのであった。




こちらには、55代横綱であった北の湖親方の銅像とお墓がある。
これは、全く知らないで、ネット検索もせずに現地で知ったことなので、素直に「行って良かったー」の想いだ。
祖父母、父、兄と、当時、大関貴ノ花(現在の貴乃花の父)が好きと言う中、私は、強くて自信たっぷりの北の湖の大ファンだったのだ。

参道、境内に並ぶ飲食店の屋台を観ながら、小さい頃の神社のお祭りや、花まつりなどを思い出した。ここ数年、節分の豆まきでさえも自粛であったが、やっと原風景に戻ろうとするのかな、と、こちらまで元気になるのであった。


真言宗 智山派 金剛山 金乗院 平間寺
川崎市川崎区大師町4-48
京急川崎駅より大師線に乗り換え、川崎大師駅下車、徒歩8分。

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