久里浜から浦賀と歩く
京急電鉄夏詣で初めて訪れた浦賀の地。
ここで、私は自分の固定観念をかなり覆されることになったのだ。
浦賀と言ったらペリー。そして横須賀。
横須賀はキリスト教会、キリスト教関連の病院やら学校やらが多い。
私が知っているだけでも、こんなにある。
横須賀のドブ板通りを歩くと、アメリカ人の方に多く会うが、大抵はどこかの教会に行っているようだ。私が尊敬していたアメリカ人宣教師も横須賀市在住だ。
そんなわけで、横須賀はキリストの香りがする!ペリーさんは黒船でアメリカからキリスト教も運んで来たのだ!と、そう思っていた。
だが、私の行動範囲が狭かった事が原因かと今は思うのであった。
JR横須賀駅、京急で言うと逸見(へみ)駅から堀之内駅くらいまでしか歩かなかったのだ。
海軍カレーに横須賀ハンバーガーと。それから、カトリック教会やらプロテスタント教会やら、と。
今回、京急久里浜駅から浦賀駅と自分の脚で歩き、己の固定観念が変わる事になった。それは、昔ながらの街並みであった。
まずは久里浜駅へと。
京急電鉄さんには申し訳ないのだが、うちからだとJR横須賀線で行った方が楽なので、JR久里浜駅下車。そこから浦賀駅まで歩く事にした。
この地図からは駅の周りに幾つか神社がある事がわかる。
まずは、京急電鉄夏詣に参加の八幡神社へと。
久里浜八幡神社は、720年(養老4年)創建といわれる。祭神は応神天皇。武家に厚く信仰されており、徳川家康から3石の社領を寄進され、以後も代々の将軍から12枚の御朱印状を受けている。
神社の奥の方に、海軍工作神社があった。
続いては、長安寺に。深い緑に覆われた立派なお堂であった。
久里浜駅から一番近いのが、久里浜天神社だ。天神様ということで、もちろん、菅原道真公を祀っている。そう、天満宮というと牛だ。
イオンモールの前のバス通りを歩き、夫婦橋を過ぎると、若宮神社に行きつく。
不動産屋の敷地内に稲荷神社があった。
浄土宗・宗円寺。お地蔵様が素敵だった。
宗円寺さんの隣にある若宮神社に行ったのだが、詳しくはこちらに。
続いては、浦賀にある西叶神社だが、バス通りを延々と歩くことにした。
道としては、バス通りをそのまま行けば良いだけなので、簡単なのだと思う。だが、距離がかなりある。
そんな事を考えるうちに、バスが行ってしまう・・・・
実際に歩いた事で出会ったお寺もある。
常福寺。うううむ。私が事前に調べたデータには載っていなかった。
とりあえず、石段を登って行くと数名の方がおられた。
「今日は閻魔様の御開帳だよ」
と、これも縁というのだろうか。
実は、ここのお寺。見事な庭で有名らしいのだが(現地に行って知る)、前日までに予約しないと観る事は叶わないそうだ。残念・・・
そして、この日はあまりの暑さに頭がぼーとしていたのか、歩くのがだるくなっていたのか。愛宕山にある咸臨丸の碑などに行くのを忘れてしまった。
やはり、常福寺さんに連絡を取り、見事な境内を見せて頂くことにしようか。
近くには昔の蔵も残されたいた。
到着したのは西叶神社。
渡し舟で東叶神社に行くことになる。
詳しくは、こちらに。
その後、幾つかの神社、お寺を廻り、さあ、浦賀駅まで歩こうと思いながらも、バス停を見ると、JR横須賀駅まで行くとな!しかも、横須賀中央駅も通るじゃないかーー。
パトラッシュ、もう疲れたよ。と、バスに乗る。
あー、涼しい。と横須賀中央駅に行くのであった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?