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結婚志願~読書記録107~

昭和42年に書き下ろしされた森村桂さんのエッセイ。

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時代背景もあるのだろう。
森村桂さんは、昭和15年生まれ。(早生まれなので昭和14年の方々と一緒の学年になるのか?)この本には、26歳で結婚を焦る桂さんの心情がよく描かれていた。
周りは皆結婚し、24歳までに結婚しないとオールドミスと呼ばれる時代であった。25を過ぎたら、クリスマスケーキと独身女は。。と言われていた昭和の時代観だった。

今なら考えられないであろう。が、心からの焦り。それが時代を物語っていて読んでいて納得出来た。

彼女は小学校から学習院だ。上皇陛下よりも7歳年下である。ちなみに、麻生太郎氏が1学年下にいる。そんな彼女の昭和30年代。当時の皇太子さまのお妃候補なんて人が、同級生、先輩、後輩にいた。元宮家。華族、なんて血統がぞろぞろ。
さすが、学習院!!こうでなくては。だから、某家の方々には学習院に行って欲しいのだ。

ということで、面白かったエピソードを他で書いた。


前の夫の谷口さんには思うところはあるものの、森村桂さんは文章は読みやすいし、お菓子に対する熱など大好きだ。改めて思った。

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