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時代に沿った方法で 横浜市鶴見区・天台宗龍澤山宝泉寺 私の百寺巡礼16

今はネットを駆使する時代である。
それは、2020年以降、顕著になった気がする。

ネットを駆使して仏教を身近にした方が横浜にいる。
「浜のチョイ悪和尚」と自ら呼ぶ方である。

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昔からある歴史ある寺院などは門が閉まっており、敷居が高いという先入観はないだろうか?
私は、夏目漱石の「門」に出て来ることから、鎌倉市にある円覚寺に対して、そう感じていた。

ところが、円覚寺も今の状況でオンライン法話を始めたり。又、今の横田僧侶の人柄が動画から伝わり、それほど敷居が高いものでもないのだなと思うようになったのだ。

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しっかりと、ネットアカウントの紹介がされている。


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お会いした和尚さまは、実に気持ちの良い方であった。
傾聴という事にかけては、高いお金を取るそれを生活の糧としているカウンセラーよりも長けていると思った。

何故、ネットでの活動をするか?
カルト宗教のような間違った方向に人が行かない為。仏教はもっと身近であると伝える為。
素晴らしい目標を持っておられた。
昔からの檀家さんだけを大事にしていればいいという時代は変わっていくのだろう。

戦後、団塊世代から下の田舎の次男、三男は都会に出てきた。当然、田舎には入れる墓もない。都会で頼れる菩提寺などもない。
そんな中で気軽に声を掛けてくれるカルト的なものに行ってしまう。
東京大学で昔あった原理研究会に足を踏み入れた人の話をテレビで聴きながら、「偏差値の高い人がなんでまた。。。。」と思ってしまう私であった。

だが、頭の良しあしとは関係なしに、人は居場所が欲しいのだ。
実際に、外国でも相当な頭脳の方が熱心なキリスト教徒であったりするから、最近の科学万能の考えが主流である方には不思議かもしれない。

宗教を心の拠り所にしたら、何か悪いのだろうか?
昔からの神道、仏教、カルトでないキリスト教は特に他人に迷惑をかけていないと思うのだが。


と、話がずれてしまったが、現代の人の抱える悩みや寂しさなどに寄り添える。今の日本仏教は変わっていくな、と強く感じたのであった。

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実は、近くのセブンイレブンで暑いから飲み物を買うついでに道を聞こうと思ったのだが、前の女性がスマホ決済とかを依頼した。
「うちは、PayPayは初めてなんで」
と、店員さんと店長とで、その客に長いこと対応。レジ前に並ぶ人が増える。。。
気の短い私は、「もういいわ」と、買い物を止め(自販機で購入)、スマホのGoogleMapを利用した。

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想像していた以上に便利であった。
自分が歩く通りに画面の地図に反映される。
あ、行き過ぎたと戻れるのだ。
現代人デビュー?か!


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天台宗龍澤山宝泉寺

横浜市鶴見区菅沢町15-24
京急鶴見市場駅より徒歩7分。




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