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小粋な和風カフェに入りやすい雰囲気 横浜市戸塚区 臨済宗円覚寺派惠照山海蔵院 私の百寺巡礼91

箱根駅伝2区、9区の中継所近くに、その場所は静かにあった。
いつもは、寺社仏閣に行く際はネットで場所や宗派などを調べてから行くので、国道1号線で門を観た時に、あれ?と思ったものだ。

こちらは、臨済宗円覚寺派惠照山(えしょうざん)海藏院である。
黄梅院二世方外が開山となり貞冶2年(1363年)に創建、澤邊河内守宣友(天正19年1591年死)が中興開基となったという。海藏院は、黄梅院二世方外が開山となり貞冶2年(1363年)に創建、澤邊河内守宣友(天正19年1591年死)が中興開基したという。江戸期には矢沢高松庵上矢部正福寺・高倉東勝寺・長後永明寺を末寺に擁していたという。


みんなの幸せ祈ります。円覚寺管長 横田南嶺氏の言葉だ。


敷地は広く整備されている。と、そこまでは、一般の寺院と同じだが、こちらは地域住民、或いは、寺社仏閣訪問をする人を受け入れる気持ちが感じられる。
地域の人が作った野菜を販売し、和風カフェを開いている。

見事に手入れされた庭園を眺めながら、ゆっくりと美味しい抹茶を頂き、歩き疲れた身体を労わる。そして、今日も歩けた事、動いた身体に感謝する。


こちらでは、オリジナルの御朱印帳が幾種類か販売されていた。
1つは、般若心経が印刷されており自分でなぞるページが前の方にあるものであった。

そして、上にあげた可愛いイラストの御朱印帳。どこかのお寺の尼さんが描いたものらしい。
わかる人にはわかるだろう。三蔵法師だ。この三蔵法師は、女性ぽい雰囲気で、故・夏目雅子さんを想い出してしまった。

円覚寺派ということで、私の大好きな鎌倉・円覚寺の管長・横田南嶺氏の本や言葉が本堂や境内にあった。
偶然見つけたお寺に入り、こんなにも素敵な時間を与えられ、感謝である。



臨済宗円覚寺派惠照山海蔵院
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4213
JR東海道線戸塚駅より10分

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