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あしながおじさん~読書記録132~

日本でもあまりにも有名な小説。
私は、中学生の時に読み大好きになったのだが、最近になり新しい訳(谷口由美子先生)を読んだ。


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あらすじはと言うと・・・
孤児院で育った少女ジュディの文才が一人の資産家の目にとまり、毎月手紙を書くことを条件に大学進学のための奨学金を受ける物語であり、ジュディが援助者を「あしながおじさん」と呼び、日々の生活をつづった手紙自体が本作品の内容となっている。

主人公ジュディの手紙だけで進む話なのだが、読者はそれに引き込まれずにはいられない。あしながおじさんの正体は、ジュディの学友ジュリアの親せきであるが、ジュディはわからないまま、あしながおじさんに手紙を書き送っていく。
最後の手紙は感動的だ。あしながおじさんの正体がわかり、想いを寄せる、しかも結婚を申し込まれた人だとわかったあとでのジュディからの、おじさんへの手紙。

作者ジーン・ウェブスターの母は、マークトウェインの姪だったそうだ。父は出版社の経営者だ。そのような環境から生み出されたのだろう。

とにかく!この本は「少女向け」などと決めつけず、大人になっても、いつまでも読みたいものだ。。

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