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地球の遊び方~Sha-Labyrinth~ベルリン編③〜ベルリンフィルデビュー、佐渡裕さんの指揮を堪能!※アーカイブ映像あり

こんばんは!本日もおつかれさまです。

ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。ベルリン滞在の記事を綴っています。


待ちに待った日。

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今日はちょっと遠くまで。

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以前はひたすら大工事中だった西ベルリン、ポツダム広場。

すっかりアメリカっぽい雰囲気になって。

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マレーネ・ディートリッヒ


さあ!この先です。

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何よりもまず紹介したかったベルリンフィルのコンサート。

ここで私達は、小学生以来の夢が「ベルリンフィルを指揮すること」という指揮者、佐渡裕さんの記念すべきデビューコンサート、その初日に立ち会うことができました。


偶然なのですが、こんなに感動したことはありません。日本でも最終日の演奏が生中継されるとのこと。

満席です。

エキサイティング!

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カフェ、レストラン、どこでも。ベルリンのひとたちは外が大好き。

冬がとてつもなく寒いから身体が太陽を求めるのだろうけど。緑が多く、中庭を白いしっぽのウサギが駆け抜けていきました。童話の世界にいるみたい!キツネも住んでるんですって!

ヨーロッパの、たとえ大きな都市になってもどこかヴィレッジの感じが残っているところが好きなんだなあと毎回思います。

興奮したらお腹がすいてきました。

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早く向かったけれど、すでにカフェは満席。


たくさんのひとたちが開演を待っていました。このワクワクする待ち時間も、コンサートへゆく醍醐味ですよね!

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みんなお洒落をして会話を楽しんでいます。高齢の方もたくさんいらして、ご夫婦で長年このオーケストラを聴いてきたのだろうなと思い、ちょっとうらやましくなります。

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武満徹とそれから十八番のショスタコーヴィッチ。待ってました!

時にジャンプしながら!迫力ある第4楽章は終わってほしくなくて、最後の最後まで味わいました。拍手は鳴りやまず、何度もステージに戻る佐渡さんの目には涙。もらい泣きしてしまいます。

誰かの夢がかなう場面に居合わせることができた幸せ。会場も今日は特別な雰囲気でしょうね。あたたかい拍手が続きました。

指揮がよくなかったら二度と呼ばれることのない世界一のオーケストラのこの会場。

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以外と小さなステージで、舞台からこぼれ落ちんとする勢いで演奏していました。コンサートマスターは日本の方。佐渡さんもインタビューでおっしゃっていたけれど、これ以上はないというようなすごい音、うねりとハーモニーを持ったオーケストラ。

一度こんな音を聞いてしまったら!

心の底からブラボー!!

ほんとうにおめでとうございます。

きっと二日目以降、もっと自由に大胆に指揮されたことと思います。若々しくエネルギッシュな魅力を振り撒いて!(言葉にすると陳腐になってしまうのがもどかしいです。)

インド古典音楽演奏家でこれまであまりクラシックに興味のなかったアキさんもすっかりファンに。

毎日、思い出しては感動しています。


※以上、当時の記事ですが、佐渡裕さんのベルリンフィルデビュー3日目最終日の映像がアーカイブに。トレイラー、インタビューあり。同サイトより新聞書評も抜粋。

すごいですね!ベルリンフィルともなれば、団員は献身的に演奏しないこともあるという。。厳しい世界ですね。

佐渡裕がベルリン・フィルにデビュー!(アーカイブ)

【新聞評抄訳】「彼が夢見たオーケストラでのデビュー演奏会は、大勝利となった。これは注目に値することだ。なぜならベルリン・フィルは、どのデビュー指揮者に対しても、これほど献身的に演奏するわけではないからある。ヴァイオリンの最前列には、コンサートマスターの樫本大進とダニエル・スタブラヴァが座っている。佐渡はレナード・バーンスタインのアシスタントだったが、彼がショスタコーヴィチの交響曲第5番の鋭角的なリズムを激しく振ると、その足はレニーばりに飛び上がる。しかしこの演奏で重要なのは、オーケストラと指揮者が細心の注意をもって作り出す響きの密度である。オペレッタのようなワルツの愉悦、最高のピチカート、息の長いラルゴ。これは、力強さと内容の濃さに溢れた見事な解釈である」
「(武満作品では、)ベルリン・フィルの5人の打楽器奏者が、チベットの旗の色の服を着て登場し、見事な技量を見せつけた。フィルハーモニーの天井にウィンド・チャイムが吊られ、5色のリボンを用いて演奏される。そして小さな主題が展開され、様々な色彩を生み出す。これは響き、音、ソロ・フルート、ロマンティック・サウンドの総合であり、誰もが親しめる瞑想の音楽、ワールド・ミュージックであった」『ターゲスシュピーゲル』紙(初日評・5月22日付)
ジビル・マールケ

それではまた!綴ってまいります。

(つづく)

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