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3/26ダンス公演『ENTER HEAVEN Ⅱ』リハーサル〜祈りを込めて舞う神聖な鳥と冥界の王!

こんにちは。本日もおつかれさまです。

ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。今月末に神楽坂セッションハウスでの本番を控え、リハーサルの日々です。

リハーサル風景の写真を載せながら、本番へ向かう毎日の中で思っていることを綴りたいと思います。

小さなころ、月から見た地球の写真が大好きで、自分は地球が好きでここにやってきたと思っていました。

けれども長じてのちに知ったのは、地球というのは生きていくのが本当に大変な試練の星だということ。今この瞬間も、世界情勢を思うと胸が痛みます。

そんな毎日の中で本番を目指しながら、何ができるのだろうかと自分自身に問いかけない日はありません。

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一つには、普段以上に平安を祈る気持ちが増しています。言語を介したコミュニケーションではなく、直接のコミュニケーションとして、この世界に対する踊りならではの浄化力を信じています。

大きな白鳥が翼を広げるように、できることならば清らかな大きな翼で地球を包み込みたいと、毎回そんな気持ちで舞っています。

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それは、ダンスを始めたころから持っているビジョンです。鳥は古来から神聖な存在とされ、崇められてきました。古代エトルリア人の鳥占いなどは有名ですし、日本でも八咫烏という神聖な存在が、サッカーチームのシンボルになっているくらいですものね!

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祈りを込めて舞う神聖な鳥から展開される愛のストーリー。そして、迫力ある生演奏に支えられての冥界の王ハーデース。一転して孤独な闇の存在をも舞います。

ここで、素晴らしいミュージシャンのことを思わずにいられません。今回もまたテーマに沿った曲をゼロから作曲してくれる内藤あきらさんのこと。

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昨年末、湘南の海で動画の撮影をした時の写真。

偶然の出会いから導かれ、話せば3時間も4時間も止まらず、今となっては古くからの知り合いのように互いに感じるこの稀有な友は、まるで舞台のテーマを予め知っていたかのように、離れ離れながらバッチリの曲を作ってくれます。

もとよりヘヴィロックは、ハーデースのテーマにピッタリ!なだけでなく、あきらさんの生み出す曲の展開は、舞台のストーリー展開にピッタリ寄り添うようなのです。

なかなか会えないという距離は関係ないことを知らされます。踊るたびに感激しています。

ハーデースを舞う喜びは、音楽に身体が包まれるその瞬間から全身を駆け巡ります。その愛と孤独が身に沁みそして溢れ出すのです。

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いずれの写真も練習、本番の衣装はまた違います。

身体を大きく飛び越えて、広がるオーラに生命力がこれでもかと注ぎ込まれます。そうなるともうなすがままに身を任せるのみです。

けれども、不思議とそんな自分の挙動の一つ一つを冷静に観察している意識も同時に存在しています。一体何が起きているのか。。

思うに、はじめに天の意志があり、降りてきたインスピレーションに従って仲間たちが集められ、物語が形づくられ、支流が大きな川になるように必要なすべては集まり、本番という大海へ注がれるのではないでしょうか。

私も彼らも彼女たちもみな重要な唯一無二のパーツとしての役割を担い、舞台を支えていること。本場が近づくにつれ毎回そんなふうに感じるばかり。この世に存在するということも役割ならば、舞台という縮図においてもまた役割なのです。

踊りの持つ浄化力を信じ、平安への祈りを込めて天へと羽ばたき、深き海の底からの愛を舞い、地を駆けては溢れる生命力のままに舞います。

クラシカルな静けさあり、さらにパンクな生演奏のパワフルさも同時に楽しめるステージです!とっても元気になると思います。ぜひおいでになってくださいね!

詳細は以下です。

2022/3/26(土)ダンス公演『ENTER HEAVEN Ⅱ』神楽坂セッションハウス〜ロックの生演奏です!

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