根深いトラウマ
少し前まで自己肯定感について向き合ってた。
なぜ人は誰かに何かをしてもらうことに対して申し訳なさを感じるのか。
(何かをしてもらったとき感謝の気持ちと同時に「すいません」という言葉が咄嗟に出る方がとても多い。)
もちろんわたしもそうだし、そもそも自分自身が生きていることにさえ申し訳なさを感じているんじゃない?って感じたのでこのあたりを深く掘り下げていった。
その理由は『ここに存在してもいい』ということを子どものときにひしひしと感じられなかったからなのでは?というところにたどり着いた。
誕生したときに心から祝福されて、
待ってたよ!おめでとう!
生まれてきてくれて本当にありがとう!
あなたはこの世界にとって必要なかけがえのない存在だよ!
と言ってもらいたかったし、そんな言葉をかけられながら、そんな態度を取られながら育てられたかった。
だけどそういうことをしてくれない環境を選んだから(というか今の時代、特に日本においてそんな環境で育てられる人間がいたら超貴重だけれど)
・自分は本当にここにいていいんだろうか?
・わたしの存在は祝福されていないのかもしれない
・いない方がいいのかもしれない
・自分に自信が持てない
・自分の尊厳すら分からない
と感じる大人に育っていくのでは。
世界のとある村では、生まれた直後にへその緒がつながったままお母さんが赤ちゃんを抱きしめるのだそう。
そしてそれだけではなく、そのまわりで村人が楽器を打ち鳴らして大喜びし、かわるがわる抱っこしながら「おめでとう!ようこそ地球へ!」と心からの祝福を全員で送るとのこと。
誕生の瞬間がこれだから、このあとどんなふうに育てられるかなんて想像がつく。
もう、そう考えたらその村で育てられた子と日本人とは土台からあまりにも違う。
いかに愛と祝福から隔たれた世界で育ってきたか。
でも誰も悪くないし環境のせいにして諦めたくもない。
こんな根深い問題も全部自分の手でクリアにできるって分かるから日々行動を起こすのみ。
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