近隣の呪縛

SNSで自分のことを晒すなんて恥ずかしい
だから店内のお客様だけで集客する

そんなスタッフがいます。
うちはお客様を自分のものにするのをOKにしているので、
それでもいいのですが、これには「落とし穴」が存在します。

それが「近隣の呪縛」です。
店のお客様を自分の顧客にすると、独立の際に、店の圏内での出店を余儀なくされます。大半のOBがそんな戦略で近隣出店をし、結局うちとの差別化が図れずに苦戦するのです。

故郷で独立する場合も、都内での集客は意味のない行為です。
極論、都内での交流すら出店には直結しない。

都内がレッドオーシャン化する中で、都内で時間を費やすことにどこまで意味と効果があるのかは懐疑的になっている自分がいます。
極論SNSを使って、我流で調理を覚え、SNSでファンを各方面に作ってる人間の方が、上記の戦略よりも出店が近いとまで思っています。

地の呪縛が前提となる飲食において、物理的にどこで出店するのかが、その後の人間関係構築にも重要な基準となるため、先読みして考えることが必要です。もし場所が決まらないならSNS一択です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?