市役所納税課に行ってきた
差押予告通知書が届いた。
前回記事:差押予告通知書
完納期日までに完納できる見込みは当然なく、納税課にその旨を伝えるために電話した。そしたら、一度納税相談に来てほしいと言われたので今日行ってきた。
差押予告通知書に対応するのはYou Tubeを見たから
借金生活が始まって久しい。クレジットカードの請求から始まり、納税、携帯代、国民健康保険料、国民年金保険料、住宅ローンなどあらゆるものの督促を受けてきた。
全部対応するのは難しく、通知が来ても対応できていない督促は数知れず。対応しても払えない実態は変わらない、そんなふうに考えると対応するのが億劫になってくる。
もちろん、何を言われるのかわからない、怖いというのもある。子供じゃないんだから、というのはごもっともだが、正直なところだ。
差押予告通知書はさすがにまずいと思った。だけど、どうすることもできないから対応できないまま時間がすぎる可能性が高かった。そんなとき、You Tubeに流れてきた動画を見て納税課に電話することにした。
これはまずい。このままだと車も押さえられる。家の中にも入ってくる。子供に見せられない。
納税課職員は優しかった
差押予告通知書には担当者の名前が記載されていて、おれの担当者はIさんだった。電話口では困った風におれに「払えませんか?」と聞く。おれは申し訳ない気持ちがいっぱいで「払えません」と言う。
ひとまず納税課まで来てほしいということで、今日行ってきた。
本当は一昨日の約束だったんだけど、子供が熱を出して行けないと言うと、優しく気遣ってくれた。納税課の職員にはきつい人が多いと思っていただけにありがたくて、ちゃんとしようと思った。
納税相談は、今後どのように納税していくかの計画を一緒に考えるというもの。取り立てとは違う。
本人確認書類と過去3ヶ月分の銀行の入出金明細を持ってくるよう言われた。それを見ながら、収入状況と支出の状況について話し合った。
債務整理したこと、ここ最近は特に収入が減少していること、妻はパートをしていること、こどもが3人いること、住宅ローンの返済額はすでに調整済みであること、電力会社を変えたこと、格安SIMにすること、確定申告すれば所得税の還付があるだろうこと、治験に参加予定であること・・・
どんなに話しても、大丈夫ではない。どれも大丈夫そうな手段ではない。根本的な解決にならないことは担当のIさんもわかっていたと思う。
でも厳しく詰められるようなことはなかった。とにかく、これ以上滞納が増えないこと、滞納している税金を少しでも減らしていく方法を一緒に考えた。
そんなIさんは3月で担当を外れるらしい。4月以降は新しい担当者になるから、それまでの付き合いだという。でもそれまでしっかり一緒に考えましょうって言ってた。
滞納した税金は払える分だけ分割して払える
滞納は70万円近くあるけど、来月は払える分だけ払込票を作ってもらうことになった。収支を話せば難しい状況ということは向こうもすぐにわかる。
その後も、その都度相談しながら少しずつ払える分だけ払込票を作ってもらう。
差押予告通知書を無視していると給与を差し押さえられるらしい
最後に、差押予告通知書を無視したら財産を差し押さえられるんですか?と聞いてみた。
車などの財産はもちろんだけど、まずは給与など収入を差し押さえることになるらしい。だから給与などを支払っている会社や取引先に連絡が行くらしい。
そんなのみんな耐えられないだろうな。自分には収入が入ってこないんだから。どうやって暮らすんだろう。
差押予告通知書が来たら納税課に相談に行こう
本当は通知書が来る前に自分から出向くのが筋なんだろうけど、そんな状況じゃないのはよく分かる。だからせめて差押予告通知書が来たら、納税課に電話して相談しに行こう。
納税課の職員は悪魔じゃない。意外とちゃんと話を聞いてくれる。事情を話せば情状酌量もあり得る。
怖がらず、話しに行こう。誰にも相談できずにこもっているよりは健康的だ。
おれは少しだけ、ヤル気が出た。
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