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宇宙人。そして、時間を超えて。

どうも、南極育ちのゼラチンペンギンです。

今回はいい漫画を見つけたのでその紹介と個人的な感想です。

内容的にはぶっ飛んだものになっています。(だいぶ)


今回紹介する漫画は

鳴海アラタ氏の『10000光年双眼鏡』です。

下に、URLを貼るので、是非見てください。




さて、こっからはネタバレになるので、いいですか?

・・・

・・


もう、読んでくれましたね?読んだ前提で話しますよ。

ちなみに、物理とか、宇宙とかよく知らないので、個人的な感想ですよ。

このnoteのタイトルが「宇宙人と会えるか?」でしたが、この漫画通り宇宙人とは会うことは不可能だと思います。

その前に、宇宙人がいるかどうかについてはいると思います。地球と同じような星が宇宙のどっかにあるでしょう。(きっと、いやそうに決まっている!)

ただ、地球人が宇宙人会えることはないと思います。

なぜか?

地球人が生存期間が短いからだと思います。

新人類の誕生が20万年前だと言われているので、ここを発端とします。その上で、人類の絶命がいつかはわかりませんが、氷河期のサイクルがあると聞きました。以下のサイトより引用すると。

『地球という場所は、約 10万年間の氷河期と、約 1万年間の温暖期を繰り返している』引用:In Deep

現代は温暖期なので、そして、1万年後(実際はもっと少ないですが簡易にする為ここでは1万年とします)には氷河期が来て、人類が絶命すると仮定します。ここが終点とします。

トータルで21万年が人類の生存期間です。地球の誕生が45億年前だそうですので、地球の歴史を1年間だとすると、人類が生存期間は24分くらいです。1年のうちたった24分の確率でしか会えないのです。残りの364日は会えません。

これはきっと相手側にも言えることで、相手側にも生存期間があるはずです。そして、その期間が重なりあうことが必要です。重なりあった上で、地球にベストタイミングで来ないといけない。そう、あの漫画のようにいると分かっていても、会うに行ったらすでに絶命はよくある話だと思います。なので、とてもいい漫画だと思いました。

その上で、ここまでが前フリです。

本題はここからです。

あの漫画では地球と主人公の惑星は1万年光年離れています。主人公の惑星から『10000光年双眼鏡』で覗くのです。

ここで不思議な感覚に陥るのです。

決して、あの漫画を否定しているわけではないので、ファンの方は非難しないでね。(いや、ほんとに。)

私が言いたいのは『光年』という概念です。

これは光の速度で1年間進んだ距離という事になります。

そう、一年です。

一年?

それは、地球が太陽を1周する時間です。

そう、太陽系にある惑星が、もっといえば、銀河の一部の片隅の惑星です。

人間は時間という概念は変わらないものだと思い込んでいます。しかし、宇宙から見た時、地球が太陽を1周した時間なんて誰が興味を持つのでしょうか?あの主人公の惑星で誰が地球の周期を名前に入れようなどと思いますか?誰も思わない。

ただ、作者は読者に分かりやすくする為に、光年という表現を使用したのです。きっと作者も、1万年後という展開にした辺りで、きっとこの辺は気付いたと思います。(まったく、非難する意思はないので、非難しないでね。)

純粋に時間の概念というものを指摘したかったのです。

今後、宇宙に飛び出し惑星間を移動するような時代になるなら、今の時間の概念を捨て、新しい時間の概念が必要がなんだと思います。1日経った、1年経った。そんなものはある惑星の自転や回転周期に過ぎないのです。遠く離れてしまえば、確認もできないし、そんな重要でもなくなるものじゃないでしょうか。

それでも、地球にいる私達には重要な概念ですけどね。

ただ、時間の概念を捨てるというのは、それはもう二度と地球に戻らない事を意味するものなのかもしれませんが・・・


取り纏めのない話ですが、いい漫画に出会えた事で面白い思考ができました。感謝!









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