天皇の政治利用ってなに? 2019/05/26

 2019年5月1日に平成から令和に変わった際に、話題になった天皇の政治利用について考えてみたい。

 天皇の政治利用ってどういう意味だろうか。

 昭和が終わり、平成が始まったのが今から31年前。このときの、内閣総理大臣は誰だろうか。ちなみに、俗に平成おじさんと言われる人は小渕氏で当時官房長官、その後首相になるが、任期途中で急死してしまう人物であるが、当時はあくまで官房長官。日本の総理で始めて大学院を出た人で、個人的には好きな総理なので、あんまり令和おじさんとかと比べないでほしい。

 平成という元号を決めたのは誰であろうか。政治に興味がある人には有名だが、実は平成という元号の決定過程で「平成」しか残らないような謎の工作が行われてたらしいが、それでも有識者だけで決めたといえる。

 これが、「天皇を政治利用」していない例では?逆に、平成から令和になった、令和と決めた過程で大幅に介入した首相は、平成という元号が決まったときの首相のように誰にも覚えられていないということがあり得るだろうか?

 天皇の政治利用、つまりこういうことだと思う。

 

 ちなみに、昭和から平成になったときの総理大臣は、竹下総理大臣という方でした。誰も知らない?それは、竹下総理大臣が、天皇を政治利用しなかったからです。代替わりの時に名前を残さないのが、天皇の政治的中立性で大事なんじゃないですか?

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