安倍首相の言い間違いは悪いこと? 2019/05/05

 最近、Twitterで安倍首相がよく漢字の読み間違いをするのが指摘されていて、その反論で「漢字の読み間違いを揶揄するのは品がない」みたいな物をよく見かけるので、そのことについて書いておきたい。

 人間、誰でも間違いはある。当然、漢字の読み間違いという物もある。

 でも、考えてほしいのだが、国会で論戦中に言い間違いをするのは記憶違いでまだ分る。が、安倍首相の場合はそれで言い逃れできない。国会で原稿があっても読み間違える。これは、明らか「読む練習をしていない。」と思う。そもそも安倍首相は首相の前に議員であって、国会で発言するのが仕事である。議論するのは突発的で台本もなく先が読めないから間違えもあり得るが、原稿を読むときに間違えるのは読む練習をしていないんだろう。一度でも声を出して読んでみたら、読み方に自信がない部分も出てくると思うし、そこは自分でふりがなを振れば良い。

 今回、天皇陛下の即位の時も、読み間違いが発生したが、あれは読み間違いではなくて、そもそも漢字の読みを知らなかったのだろうが、これも一度でもリハーサルなり練習をすれば避けられる間違いのように見える。

 保守派とか革新派とか以前に、首相の大切な役割として挨拶文やら声明を正確に読み上げるというのは仕事であって、練習すれば避けられるような間違いをするのはさすがにどうか。

 これも、たまたまそのとき一度間違えたのならまだしも、国会で何度も間違えるわ・・・しかも保守派と目されてる首相がこんな大事なときに読み間違いをするのって、凄く、不思議というか、やっぱり単に練習してなかっただけなんじゃないかとしか言い様がないというか、間違いを起こさないようにする自覚がちょっと足りないとしか結論づけられないと思う。

 親議会派なので、国会で原稿を読むときは完璧に読んでほしいのだが、さすがに今回はちょっと公務への自覚が足りないんじゃないのかね?

 考えてほしいんだけど、普通の人でも結婚式のスピーチを頼まれたら練習するし、読み間違えたら気まずい雰囲気になると思うんだけど、それは結婚式が重要だと考えてるからでしょ。もちろん、読み間違えたら新郎新婦は許してはくれるだろうが、さすがにスピーチで間違えてへらへらしてるような人間は信頼されないと思うよ。

 ほんと。


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