詐欺に引っかかりやすいタイプの人 -2020/10/16-

 そういう時代になっちゃったね。

詐欺被害者のリスト

 大昔から、詐欺被害者のリストというものが出回ることがある。普通にまじめに暮らしていた人が、ある日偶然、詐欺に引っかかってしまう。引っ掛けた詐欺師は、詐欺に引っかかった人のリストを売却する。なぜなら、一度詐欺に引っかかった人は、詐欺にまたかかりやすいかららしい。

 おそらく、世の中には詐欺に引っかかりやすいタイプの人がそこそこ存在して、たまたま詐欺師に引っかかって、そういうタイプの人だと判明する。そして、別の詐欺師はそういうタイプの人のリスト買って、また同じ人に詐欺を働こうとする。

 SNSをはじめとしたTwitterやYahoo News等のネットで、フェイクニュースや嘘の情報を流す。すると、それを信じちゃう人が出てくる。上記の例だと、詐欺に引っかかった人のリストが出てくる。しかも、今の時代だとSNSが自動で作成してくれる。そういう人たちにまた、嘘を流す。すると、また信じる。詐欺に引っかかりやすいタイプの人のリストをもとに、詐欺を働こうとするのと同じように、嘘に引っかかりやすい人のリストに向けて、嘘を流す。すると、また信じてしまう。抜け出せない。一度詐欺に引っかかってしまった人のように、。

 昔だと、世の中に詐欺師というものはそうそういるものではなかった。今の特殊詐欺のように、電話を一本一本かけていかなければならないから、そういうタイプの人だと判明する率が低かった。

 ところが、SNSやらネットの時代、そういうタイプの人を簡単にあぶりだすことができる。そして、一度ドツボにはまったら、もう抜け出せない。

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