服を買ったら少し明るくなった。

最近服をまとめて買った。ひねくれた性格なので大学デビューというかんじでおしゃれをしたくないってのもあり、ユニクロでパーカーとジーパンを少し買ってほとんどそれっきりだった。
 時が経ち、コロナ禍が一応去って気がつけば大学も卒業という時期になり少し正気になった。それに付き合えたらいいなという女友達もできた。そこで冷静に自分のクローゼット(というか一度着た服と洗濯後のやつが乱雑に置かれているスペース)を見て反省した。大学4年間で買った服の金額と、不真面目な大学生が費やした書籍代(教科書代含む)って同じくらいだと思う。
 そこで古着(というか中古の服、お金がないので)を買うことに決めた。こういうとき服屋に行く服がない族、服屋さんが苦手な人間にとってzozoのアプリは便利だ。とにかくそこで(ベーシックで中古だと安い)セレオリのセーターやらスラックスやらスニーカーやらを買った。
 そして先の付き合えたらいいなって思っている女の子と昼ご飯を食べに行ったのだが、待ち合わせのとき3メートルくらいまで近づいたときの相手の反応が多分良かった。すこし緊張とうれしさがみえた気がした。(自画自賛。)そのあと少し歩くターンもなんかちゃんとデートって感じがした。もちろんうれしかったが今までのことを思うと怖ろしい。そして昼の後は相手の買い物に付き合ったりして解散した。
 そのデートだけじゃなくても、服を買ってから1月も経ってないけど、ちょっと外出することが増えたり、友達と飲みに行こうと誘ったり、果てにnoteをやってみた。という感じで進研ゼミの漫画みたいになったところでおしまい。

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