【合格体験記】育児をしながら!育休期間の受験で合格(特別区経験者採用)
【受講生情報(Y.Sさん・女性)】
現職:小売業
年齢:30代後半
受験経験:1回目
受験区分:1級職・事務
【合格者への質問(1問1答)】
Q:数的処理の勉強方法を教えてください。
A:私の場合は6月から勉強を始めたのですが、育休中で時間はあったので、受験を決意してから試験本番まで毎日2~3時間は数的処理を勉強しました。試験まで時間がないということで、書店で見つけた「公務員試験 スピード解説」のシリーズを購入して勉強をしました。あとは過去問だけです。ほかの問題集に浮気することなく「スピード解説シリーズ」を3周ほど繰り返して1冊を完璧にすることを意識しました。なお、経験者採用の場合には全問を解ける必要はないので、数的処理の中でも苦手意識のあった「図形・空間把握」の分野は捨てることにしました。過去問を解く際には、1問に固執しないことが大切です。私も今年の試験本番では暗号問題をすぐに捨てて次の問題を解くようにしました。とにかく、数的処理はコツコツと勉強することが大切になってくると思います。
Q:文章理解はどのように対策しましたか。
A:問題集を買って1日1問を解くようにしていました。特別区の場合には他の自治体とは異なる出題形式もあるため、過去問で確認しておきましょう。
Q:社会科学・自然科学・人文科学はどのように対策しましたか。
A:対策する時間がなかったので、すべて捨てました。
Q:時事対策はどのように対策しましたか。
A:奥田先生のTwitterで取り上げられたニュースは覚えるようにしていました。また、筒井先生がYouTubeで「知らない話題でも選択肢の文章をしっかり読み込むと正解が分かることがある」と言っていたのを意識して試験本番では選択肢をじっくりと読むようにしました。これで本当に正解を導けたので自分でも驚きました。
Q:論文対策の方法を教えてください。
A:Gravityの教材だけしか使っていません。特に、Gravityの「論文模範答案集」をひたすら写経しました。内容を理解しながら写経することで、奥田先生の示したくれたネタを自分でも使えるようになります。今年の試験本番でも模範答案集のネタをそのまま使えました。また、実際に紙に書き写して内容をある程度インプットした後は論文添削を受けました。添削は8回ほど受けたかと思います。当初はかなり低い評価をもらうこともありましたが、まずは提出して改善点を把握することが大切です。添削を受けながら改善や修正を繰り返していくのがいいと思います。さらに、Gravityから示された予想テーマについても、自分なりのネタをノートに整理しておきました。
Q:奥田先生から厳しい評価や細かい指摘をもらったと聞いておりますが、その指導には納得できていましたが。
A:そこはまったく不満はありませんでした。指導のときには必ず明確な理由や具体的な改善方法をセットで伝えてくれるため、指導そのものが厳しいと思うことはまったくありませんでした。
Q:論文対策での後悔や反省点はありますか。
A:もっと手書きでの練習をしておくべきだったと後悔しました。今年の職務経験論文ではまったく時間が足りませんでした。Gravityで論文を提出するときには時間を気にせずにWordで作成していたので、時間を設定して手書きでの練習をもっとしておくべきだったとかなり後悔しました。
Q:2次試験(人事委員会面接)の対策方法を教えてください。
A:Gravityの面接講義を受講して対策を進めました。ここで面接の基本を学べたのはよかったです。特に、筒井先生のオリジナルテキストが非常によかったです。面接対策で迷ったときの拠り所となりました。また、Gravityの「ワークシート」と「面接質問集」を使いました。模擬面接は3回ほどやりましたが、模擬面接は絶対にやったほうがいいです。具体的な改善点を指摘してもらうことができ申し込んでよかったと思いました。また、普段は大きな声を出す習慣がないため、自宅でお風呂に入るときには面接試験を想定し大きな声を出して話す練習もしました。あとは、志望区などのイベントにも参加しました。志望区が主催するSDGs関連のバスツアーに参加してみたり、区内の名所や観光スポットにも行ってみました。また、私の場合には子育て支援に興味があったので、区内のママたちが利用している施設にも実際に見学に行ってみました。このときに、志望区と他の区の施設の違いを知るために、あえて志望区ではない区の子育て支援の施設にも行ってみました。また、子育て支援に関する特別区の取組を学ぶため、志望区ではありませんでしたが板橋区で開催された「子ども・子育て会議」にも傍聴に行きました。傍聴にいたのは私一人だけでしたが(笑)、実際の会議の様子なども見れて勉強になりました。
Q:最終合格後、区面接のために取り組んだことはありますか。
A:区面接の受験先の区の予算概要を読み、どのような取組に力を入れているのかなどを学びました。また、区長のインタビュー記事や動画を探して観ました。あとは、私が関心のあった子育てに関する計画を読み込んで知識をインプットしました。
Q:最後に、受験生へのメッセージやアドバイスをお願いします。
A:論文対策は「論文模範答案集」の利用がおすすめです。また、論文試験では90分の試験が2回あり指がめちゃくちゃ疲れます。私の場合は試験の後半で指に力が入らなくなりミミズのような字になってしまいました。合計180分という長時間でも文章が書き続けられるように、また、最初から最後まで丁寧な字を書き続けられるように、手書きでの答案作成は絶対にやっておくべきだと思います。面接対策については、区役所の業務理解を深めておくとよいと思います。私は面接試験で「区役所の業務は8割が窓口業務だけ大丈夫か」や「窓口業務が多いことを理解しているか」と何度も指摘をされました。私のやりたい仕事と実際の区役所の業務の間にギャップがあったのでしょう。このような不要な指摘やツッコミを受けないためにも、区の業務への理解を深めておくことが大切だと思います。
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