第34話 亡国の植民地支配
21世紀型の植民地支配は、スマートだった。
都市のいたるところに、高性能の監視カメラが設置され、犯罪者はその日の内に逮捕されるようになった。
日本国民には、全員に背番号が与えられ、顔認証が行われた。
属国の支配には、中国に倣って「信用スコア」が導入された。体制に従順で、使い道のある日本国民には、高いスコアが与えられ優遇された。逆らう者や、能力の低い者には低いスコアが与えられ、監視されたり、逮捕された。歴史修正主義者は、支配階級として、高いスコアが与えられ贅沢な暮らしを許された。
全国民の信用力が数値化され、職業や居住地域が指定された。
警察は、アメリカのために、日本人を監視し弾圧する犬になった。香港と同じである。
当初は、日本人によるレジスタンス活動も行われたが、総監視社会なので、全員密告され、強制収容所に入れられた。坂本も収容された。
一般の日本人は、非正規雇用の労働者として、せっせと働いた。しかし、その暮らしは貧しく、米国から輸入される農産物を買って命を繋ぐのがやっとの下流の国となった。
以上が、202X年の未来予測である。
#戦争のつくり方 http://noddin.jp/war/ が完成したのだ。
歴史に学びさえすれば、こんな亡国の道を選ばずに済むのに。
例えば、フォークランド紛争でイギリスに敗れたアルゼンチンが悪い例の代表だ。
フォークランド紛争に学ぶ、領土問題 (1/3)
https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1209/26/news008.html
人気を失った軍事政権が、「ガス抜き」として領土問題を煽り、人気を回復しようとした。国民は、領土問題で洗脳され、勝手に島に上陸するなどし始めた。初めはガス抜きのつもりだった軍事政権も、無謀な戦争に踏み切ってしまい、英軍に大敗した。
なお、副島隆彦著『米中激突 恐慌-板挟みで絞め殺される日本』では、新札切替の2024年（トランプ大統領の２期目の終わり）に、リデノミネーションが実施されると予言している。10000円が1000円になってしまうと（壱萬円という漢字表記が数字表記になるのが怪しいそうだ。ゼロを一つ取るだけで済む。恐ろしいことだが。）。
更に恐るべきことに、副島氏は、日本の支配層が、国民にも自民党議員にさえも黙って、米国債を公式発表の１４倍の1400兆円も買っていると主張している。
まさかそこまで日本の権力者は傀儡の馬鹿なアメポチの売国奴達なのだろうか？まさか、アメリカがちゃんと返済してくれるとでも思っているのだろうか？大日本帝国の軍票と同じく紙切れになるだけだぞ？
それでせっせと日本国債を日銀が買い、株も日銀や年金機構など５頭のクジラに買わせて官製相場を続けているのだろうか？何がアベノミクスだ？ドアホノミクスだろ？キチガイのさたである。
せめて、下記が副島氏の勘違いであることを願うしかない。
（引用開始）
日本は、アメリカの巨額の財政赤字（23兆ドル。2400兆円）に付き合わされて、米国債を引き受け（購入）させられている。私の考えでは、それは1400兆円（14兆ドル）ぐらいになっている。国民には絶対に内緒である。自民党の政治家たちでも知らない。この秘密で日本が買わされている米国債の超長期のもの（70年もの、100年もの、があるようだ）の利回り（金利）が、ゼロ以下（マイナス金利）にまで沈むと、大変なことになる。そのとき、資本主義は壊れるのである。今の体制を維持することができない。
（引用終了）
副島氏は、ドイツ銀行の破綻を予言している。それが現実になれば、米国も日本もいずれ破綻することになる。「副島隆彦の学問道場」で予言を広報し続けているので読むことをオススメする。
ともかく、アメリカも日本も隠れ借金だらけで、デノミが必要なのだそうだ。恐ろしい話だ。もし、そうなったら世界恐慌は必至だが、その状況の中で、「ガス抜き」の領土問題が再燃し、発火してしまえば、更なる不幸を招くだけだ。それだけは何としても避けなければならない。
戦争は金を浪費し、不幸を産むだけの最も愚かな行いだ。
戦費でみる大東亜戦争の異常性 ＧＤＰ換算４４００兆円の驚異
https://ironna.jp/article/3827
安倍政権は、借金だらけの世界最強の暴力団（闇の支配者＝サバタイ派マフィアや米軍産複合体）に用心棒代を払って、借金漬けで自転車操業を続けている嫌中・嫌韓スナックのようなものだ。もっと、経営を健全化し、用心棒代を断って、中国・韓国の顧客を大事にすべきだ。日本に観光客が訪れていてくれる内に、友好関係を構築すべきだ。これからはアジアの時代なのだから。
いつ植民地をやめるんだ？今でしょ？
宗主国（米国が）倒産する前に、一刻も早く方向転換すべきだ。