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Shadowverseが面白い【EOP環境】

 EOP環境が3月末から始まって、先週末RAGEという大型大会が始まり「やっぱり今環境面白い!」と思ったので、文章化してみることにしました。アディショナルカードが追加されたタイミングで書く内容ではないと思いますが、一読していただけると幸いです。

なぜ面白いのか

 『Shadowverse』はゲームの性質上、先攻の勝率が高くなりがちだと思います。性質というのは相手のターンに何もできない事です。この性質が要因になり、今までは基本的に先攻で強い動きを押し付ける方が強いことが多いゲームだったと思います。しかし、この先攻有利だと言われていたのが変わるカードが今環境刷られました。

 「3PPで2ドローする」というPPに見合ったカードなのですが、EPが相手より多いなら「1PPで2ドロー、リーダー2回復」という破格な性能になるカードです。(※EPは先攻2個、後攻3個配られます。)このカードがニュートラル(全てのクラスが使える)で刷られているのが本当にとても面白いです。

 先攻の強みの話はしましたが、弱みの部分の話をここからしていきます。それは明確に、ドローの枚数が少ないことです。強みの部分で"強い動きを押し付ける"という話をしましたが、強い動きができるかどうかということです。ドローが少ないということは強い動きができる確率は下がっており、ここが先攻の弱さだと思います。強い動きができない時にドローをしたくなると思うのですが、先攻だとドローするのにかかるコストが高く、そこでテンポロスをするということです。テンポロスをするということは試合が長くなるということなので、手札が多い後攻の方が選択肢が増え、強い動きをできる機会も増えていきます。

 ここまでの説明で「面白い!」ということに納得できた人と納得できていない人がいると思います。ここからは納得できていない人に対して、もう少し深い話をします。

結局先攻有利でしょ!

 「2ドローとリーダー2回復したところで、それに1PP使ってるから削り切られる」というのが納得できていない人の意見だと思います。ゲームの序盤、先攻はフォロワーを先に展開でき、リーダーに攻撃できる機会というのが多いです。「天使の恩寵」というカードが強くても、後攻側が削り切られてしまうというは想像できてしまいます。しかし、ここでもう1枚カードを紹介したいと思います。

※テキストが長いので、直接召喚の部分は省きますが、このカードのお陰で長すぎるゲームがないです。

 1弾前のパックのカードですが、2/2/2ドレインで進化時効果を使うと、2面処理4点ドレイン(進化時効果を相手のフォロワーに使い体力を0にする)か、1面処理6点ドレイン(進化時効果をこのフォロワーに使うと6/2スタッツになります)ができます。テンポを取ってリーダーの体力を削っていくデッキが多い環境なので、この回復がゲームを決める機会というのが多いです。

 話を戻しますが、先攻がブン回って削り切られるという機会も勿論あるのですが、この回復によって一方的に負けるゲームというのは減り、とても面白い環境になっていると僕は思います。『Shadowverse』に触れたことがない方や、離れていた方も是非この機会に触ってみて欲しいです。


追記:昨日行われたRSPTを見て、どうしても追記というか言い訳を書いておかないと気持ち悪かったので、追記させていただきます。

テンポを取ってリーダーの体力を削っていくデッキが多い環境なので、この回復がゲームを決める機会というのが多いです。

本文から抜粋

 この1文ですね。この文章を書いている時には、アディショナルカードで秘術ウィッチと進化ヴァンプの可能性に期待をして、このような文章を書いていました。そして、昨日行われたプロ同士の対決で持ち込まれたデッキを皆さん見られましたか?

 アディショナルカード追加前と同じデッキしかないです。ネクロとウィッチの2つのデッキが8TにOTKできる火力を出せるデッキで、この2デッキを越えれなかったという、結論が出てしまったというか、僕もいろいろなデッキを回した結果、プロ達が持ち込んだデッキには納得しかありませんでした。
 なぜネクロとウィッチを取り上げたかというと、この2つのデッキは盤面を空にできるというのがあまりにも強いです。秘術ウィッチは「大地の魔拳」、進化ヴァンプは「紅の仁義」がフォロワーがいないと打てないスペルというのが噛み合ってしまい、この2つのスペルが空打ちできる能力だった時も見てみたいなぁと無駄な妄想をしてしまっています。
 まだあと1ヶ月くらいある環境なので、ナーフやアッパーがあっても面白そうだと個人的には思いました。

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