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2021/11/1 そして、バトンは渡された(温かい気持ちになりました)

公開から4日、あまりいい評判を聞かない中観てから決めようと会社を早退して行ってきた。
結論としては、そう悪くなかった。
優子演じる永野芽郁も、森宮さん演じる田中圭も大森南朋も市村正親も稲垣来泉も木野花もキャストがほぼ原作のイメージ通りだった。
私の中では梨花は戸田恵梨香をイメージしてて奔放だけど芯がある感じと再開の時の変貌をしっかり演じ分けてくれそうと思っていたから
石原さとみではただ奔放なだけで、別れてからと元気な時と上手く区別がついてなくて少し物足りない。

10年以上の歳月が流れる物語を2時間ちょっとで収めるのはなかなか大変ではあるので、どう調理するかは監督と脚本の腕の見せ所だが
優子の高校時代からのスタートで、人間関係のトラブルと担任とのやり取りが改悪だったのは残念。
それと、優子がきちんと愛されて育ったというエピソードが台詞にしかないので伝わりにくい。
みぃたんも原作にはなかったはずなので、最初から優子で通していても問題なかったと思う。
それでも、原作の持つ物語の力と役者の演技のおかげで惹き込まれて終盤は涙ボロボロ、鼻水ジョロジョロ。
映画観て泣いたのいつ以来だろう。
周りも結構グズグズいってたし。
さすがに興ざめするので鼻をかむのはやめたけど。
無条件に愛されている、それを素直に受け取れる真っ直ぐさが心地よいものだったからなのかな。
最初からこのナレーション誰だろう、と思っていたがラストシーンでわかった。