変わっていく僕たちと、変わらない僕たちと。

皆さんこんばんは。
しゃっくです。

前のnoteから4か月も間が空いてしまいました。
いろいろなことがありましたが、10月の「欅坂46 THE LAST LIVE」時に
更新しようと思いつつ、月日は経ち…

なんて言い訳してもしょうがない。まとまらなかったのですから。

12月8日に行われた「櫻坂46 デビューカウントダウンライブ」のレポを
私情満載で記してみます。
完全にネタバレを含みます。また、執筆対象のメンバーやその発言等誤りがあるかもしれませんが、
ご承知おきいただき、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

このパソコンで「櫻坂」が一発で変換できないのはまだ仕方ないことなのかな。


変わっていく僕たち

オープニング

本編は森田ひかるさんのナレーションを従えた映像から始まります。

奇しくも2020年、世の中は新型コロナウイルスの流行とともに一変しました。
ライブや握手会は中止になり、昨年までとは違う1年となった方も多いと思います。

そしてご存知のように、欅坂の9thは幻となっていく。

それでも、また再会できる日を心待ちにしながら、一歩を踏み出していく。それがこの12月8日に込められた意味。
第一歩が幕を開けます。

ちなみに中の人はこの時点で涙腺崩壊しています。

0. Overture

本ライブの大きな注目ポイント。欅坂のOvertureが大好きだったので、ハードルはちょっと高めに持っていたのですが、
今すぐにまた聴きたい。
欅を受け継いだ掛け声とコーラスの融合。まだ声は出せませんが、早く会場で一体となった空間を作り上げたいものです。

1. Nobody's fault

一発目から来ました表題曲。そしてここで、「櫻坂46」というグループの存在をようやく実感します。
というのも、10月の欅坂ラストライブでこの曲が披露されたときは、本当に「今、何の映像を見ているんだ…?」という自分が自分じゃないかのような感覚。
これまでにテレビ披露もあったし、他にもメンバーのメディア出演があったにもかかわらず、現実感がありませんでした。
変化を受け入れられなかったわけじゃないはずなのに。むしろ、変わっていく彼女たちに追いついていけてなかったのかもしれません。
そこに、ようやく追いつけた。自分自身も変わっていけた、そんな気がしました。

だからnoteが書けなかったのかもしれません。人のせいにするな。自分のせいにもするな。

ちなみに中の人は森田ひかるさんの「自惚れてんじゃねぇよ」のファンです。

2. ブルームーンキス

前日のレコメンで初解禁されたほやほやの曲。なんですが…
いやいやいやいいんですかこれ。この曲MVにしなくて正解ですよ。しちゃったら大変なことになりますもん。ライブだけのお楽しみにしておきましょ?

セリフ後の森田ひかるさんの表情ヤバくないですか?ここまでちゃんと文章書いているつもりだったのに一気に語彙力なくなった。
会場での披露があった時はペンライトを暗めの青にして統一したいなと思った楽曲。

あれ?ここまでるんちゃんのことしか書いてない…?

3. 最終の地下鉄に乗って

初見では1stシングルの中で一番好きな曲でした。やっぱり好きなんですが、かなり印象が変わりました。
こんなに明るい曲だったっけ、というのはダンスを見てこその感想なのかも。またリピートしよう。
2サビ前の菅井友香さん。ここの推しメンが印象的だったのでまた披露ある際には注目したい。

4. ダンストラック~Plastic regrets

ハシゴ?階段?を使ったチームダンストラックからの藤吉夏鈴さんセンター曲。
情緒的なダンスが特徴的だった楽曲陣から、ここでガラッと雰囲気が変わります。
曲の序盤では無機的に動いていた印象なものが、後半になってどんどん有機的になっていくように見えたのは
タイトルが「Plastic」だからなのでしょうか。

5. なぜ 恋をして来なかったんだろう?

すごかった。
前の曲で見え隠れしていた夏鈴ちゃんの、ここまで抑えつけていた想いが解き放たれていきます。
これは本当に夏鈴ちゃんでないとできない曲。先日のCDTVライブ!ライブ!で披露されましたが、
その際の夏鈴ちゃんの表情、ぜひ見て。

変わらない僕たち

6. ダンストラック~半信半疑

山﨑天さんセンター楽曲はさすがのダンスメンバーによるトラック。壮大な映像背景にBuddiesの流れ...ではなくこちらの曲。
ここで前の曲との対比に注目して聴いていました。前の曲で恋に憧れ恋焦がれた主人公に憑依した夏鈴ちゃんと、恋を疑う目をした天ちゃん。
櫻坂の楽曲は欅坂では出さなかったであろうギリギリのラインをどこもついている印象があったのですが、
自分の置かれている状況を一度疑い、問いかけてみるというのは欅坂と変えていない点なのかな、と。

7. Buddies

舞台はフィナーレへ。ここでオープニング映像を思い出します。
この1年で、確かにきっと何か変わったのかもしれない。
けれど変わらないことは、こうして彼女たちのパフォーマンスを観劇できている。繋がっている。
「世界は何も変わっちゃいない。僕たちは、あの頃と同じだろう?」

確かにアンセムという表現がピッタリではありますが、一方で大事な時に取っておいてほしい一曲でもあると個人的には思います。
田村保乃さんの笑顔が印象的でした。

8. 櫻坂の詩

一人ひとりの挨拶のパートで「この後も楽しんでいってください」と言っているので、この後もあるのか…?と疑っていたら、
まさかの書き下ろし新曲。
「日向坂」も楽曲として出るまでに1年半の月日を挟んだので、それぐらいになるのかな?と思いつつ、
こちらも将来に取っておきたい、そんな楽曲。

変化に向き合う多面性と柔軟性

ざっと振り返ってきましたが、「変わること」について考えさせられたライブでした。
私はこれまでの記事でも、欅坂のライブを見て「変わることの重要さ」「適応能力」についていくつか書いてきました。
その点が自分の中で影響していたのか、欅坂の活動休止、櫻坂への改名、強い抵抗を感じることはありませんでした。

藤吉さんMCでの「なぜ恋」の「新しい感情」
山﨑さんMCでの「Buddies」の「違った解釈」
そしてシブヤノオトで森田さんが語っていた「Nobody's fault」の「いろいろな捉え方」

今シングルのテーマはきっとそこにあるのでしょう。

ただ変わり続けるだけではなく、同時にいろんな面を見せられる存在。
変化に対し柔軟に対応する多面性を持つこと、非常に魅力的です。そこには、「変わっていない」という変化も含まれると思います。


今年は個人的にもなかなか「動く」ことができない1年でした。
その中でも、いろいろものに出会い、視野を広げることで、自分の進む方向性も見えてきたのかな、といったところです。

ただ、この世の中、一つの方向性だけを見るのではなく、常にいくつもの選択肢を準備しておくことが必要になりそう。
もちろん、「生きるとは選択肢たった一つを選ぶこと」なわけで、分岐点で悩むことはこれからもあると思います。
けれども、一つに固執した時のリスクは明らかに上がっている。例えば副業、ワーケーションや複数地域の居住など、これからの生き方により柔軟性が問われるようになるのは間違いないでしょう。

改名を経た櫻坂がどのような方向に進んでいくか、それは一言では表せなさそうです。
どのような色に染まっていくのか、それとも受け取り手にその色を委ねるのか、楽しみに見ていきたいと思います。

しゃっく



そんなデビューカウントダウンライブ、アーカイブ配信があるとのことです。

あのグランジ遠山さんMCってだけで凄いことになる予感。


1年9か月ぶりのゆっかーは、変わらず、いや、以前よりももっと可愛かったです。これで年を越せる。

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