2020-21の「サヨナラの意味」の意味

こちらではあけましておめでとうございますですね。
しゃっくです。本年もよろしくお願いいたします。


早速本題。

昨年末の音楽番組「CDTV ライブ!ライブ!」の放送で、
乃木坂46の2020年カラオケランキングトップ10を乃木坂46と日向坂46が歌唱する企画がありました。

そこに5位にランクインした「サヨナラの意味」のセンターに立ったのが、日向坂46の金村美玖さんでした。

ひと月以上経ってしまいますが、この意味について考えたいと思います。

・いろんな考え方があると思います。あくまでも一個人の考察と捉えていただければ。
・中の人は金村美玖さん推しです。
・中の人は橋本奈々未さんに出会って乃木坂を好きになっています。


「サヨナラの意味」の意味

まず、「サヨナラの意味」という楽曲について。

乃木坂46の16枚目シングル表題曲、そして橋本奈々未さんの卒業センター楽曲として、2016年11月にリリースされました。

2018年の「乃木坂工事中」ベストソング企画では堂々の第一位
先日放送されました「今日は一日 乃木坂46三昧」でもリクエスト数がトップと、今もなお根強い人気がある、乃木坂46の代表曲の一つです。

一方、ライブでは披露回数が少ないこともあってか、ファンの間では披露自体も特別なこととされている感覚があります。


2017年2月の橋本さん卒業後のライブ披露をまとめてみます。

2017/4/21 アンダーライブ全国ツアー関東シリーズ @東京体育館 C:佐々木琴子
2017/7/29 セブンイレブン限定ミニライブ @インテックス大阪 C:齋藤飛鳥
2017/9/9 セブンイレブン限定ミニライブ @幕張メッセ C:齋藤飛鳥
2017/7/29 セブンイレブン限定ミニライブ @ポートメッセなごや C:齋藤飛鳥

2018/7/8 6th YEAR BIRTHDAY LIVE @明治神宮野球場/秩父宮ラグビー場 C:齋藤飛鳥

2019/1/29 Live in Taipei 2019 @台北アリーナ C:齋藤飛鳥
2019/2/22 7th YEAR BIRTHDAY LIVE @京セラドーム大阪 C:齋藤飛鳥
2019/3/28 ZIP! 春フェス2019 @TOKYO DOME CITY HALL C:齋藤飛鳥
2019/5/25 Sing Out!発売記念4期生単独ライブ @横浜アリーナ C:金川紗耶

2020/2/22 8th YEAR BIRTHDAY LIVE @ナゴヤドーム C:齋藤飛鳥
2020/3/7 幻の2期生ライブ @SHOWROOM C:伊藤純奈
2020/10/28 Mai Shiraishi Graduation Concert ~Always beside you~ C:白石麻衣

全体ライブでの披露はバスラなど限られており、他の表題曲に比べると少ない披露回数。6thも3日間のうち1日のみでした。

基本的に全体ライブは、橋本さんとの繋がりも強かった齋藤飛鳥さんがセンター。
佐々木琴子さんや金川紗耶さんセンターは、メンバーフィーチャー企画の中で披露されたものです。伊藤純奈さんも自らで選んだ楽曲ですね。


もちろんどの曲でも、センターを務めるということは我々の想像以上の勇気と覚悟が必要なように感じますが、この楽曲は特に。

金川紗耶さんは、4期生ライブ直後のブログで以下のように語っています。

「でも、やっぱり、私がやってもいいのかな?とか、本当に悩みに悩んだ結果、メンバーが背中を押してくれたりして、全力でやろうと決めました。」

金川さんは、先日の「今日は一日 乃木坂46三昧」のジングルで
「サヨナラの意味」をBGMにしていたことからも、この曲への想いが伝わってきます。


日向坂46の「サヨナラの意味」の意味

話を昨年の12/21に戻しましょう。
当日のメドレー企画のセットリストはこのようになりました。

10位 裸足でSummer (1・2期) C:齋藤飛鳥
9位 ジコチューで行こう! (3期) C:山下美月
8位 ガールズルール(日向坂) C:加藤史帆
7位 夜明けまで強がらなくてもいい (4期) C:遠藤さくら
6位 I see... C:賀喜遥香
5位 サヨナラの意味(日向坂) C:金村美玖
4位 帰り道は遠回りしたくなる C:与田祐希
3位 シンクロニシティ(乃木坂/日向坂) C:遠藤さくら/小坂菜緒
2位 Route 246 C:齋藤飛鳥
1位 インフルエンサー C:齋藤飛鳥・山下美月

乃木坂46も1・2期、3期、4期と分けて披露していることや、
「ジコチューで行こう!」を山下さんが担当していることなど、
なるべくセンターをいろんな人に分担させたかったのではないかと推測します。

遠藤さくらさんの「シンクロニシティ」は先述の4期生ライブでもセンターで披露されていますし、
「帰り道は遠回りしたくなる」では8thバスラでセンター披露した遠藤さんではなく、与田さんをセンターに置いているところからも読み取れます。

このセトリの順番を組み替えることができないとしたら、「サヨナラの意味」に日向坂が当たったのは、
たまたまではあるものの、「絶好の機会」であったのではないかと思います。


金村美玖センターの「サヨナラの意味」の意味

何に対しての絶好の機会か、それは以下の2つ。


まず、橋本さんがリリース当時のブログで「宝物を共有してください」と語っていたこと。

テレビ披露することは今やほとんどないとしても、乃木坂にはこういった曲がある。
その楽曲の素晴らしさはファンの人気が裏付けている。
それを日向坂が披露することで、より話題性を高めることに繋がったのではないかと思います。


そして、このセンターを金村さんが務めたこと。
これは次期センターへの試金石になったと考えます

「アザトカワイイ」のフロント5人のうち、金村さん以外の4人は
(ひらがな時代から含めると)全体曲でのセンター経験のあるメンバー。
ただ、美玲さんや齊藤さんではなく金村さんが抜擢されたということ。

もちろん、橋本さんの姿に重ね合わせる人も多いと思います(し、私もその一人です)。しかしそれ以上に、新センターの誕生を予感させました

乃木坂は白石麻衣さん卒業後の山下さんセンター抜擢、再出発した櫻坂のセンターは2期生の森田ひかるさんと、
両グループとも大きな変化にまさに踏み込んでいる最中。

その中で、日向坂の「見せ方」についても、また新たな面が見られるのかな、ともちょっとだけ期待しています。
(変わらなければならない、というわけではないです。むしろ改名という意味ではもっと早くから変化し続けているグループだと思いますし)


もちろん、本人にとっても相当な覚悟だったのが伝わります。
トークアプリでも緊張が止まらなかった旨のメッセージもありました。

「緊張やプレッシャーがいつもの何倍も大きくのしかかっていたのですが、こんな素敵な機会を頂いたからには恥じないようなパフォーマンスをしなきゃと強く思っていたので、ギリギリまで確認をして本番に臨みました。」


レギュラーモデル就任、冠ラジオ、そして先日の「プレバト」での活躍と、この半年間での活躍は目を見張るものがあるのは皆さんもご存じだと思います。
高校を卒業する今年、さらに羽ばたいていけるよう、応援したいと思います。

自由はどこにある?そうだ、いつだって目の前にあるんだ。


これからの「サヨナラの意味」の意味

乃木坂46は今年もバスラの開催が決定しました。
このご時世の中で開催を決断してくださったのは本当に嬉しいことです。

全体ライブ+期別ライブということで、「サヨナラの意味」を披露することもあるかもしれません。
全体披露になるのか、それとも期別での、誰をセンターとした披露か。


「中心メンバーの卒業した楽曲をどうするのか」
白石さん卒業後、その課題の大きさはより重要度を増します。

ですが、例えば卒業した生駒里奈さんや西野七瀬さんメインの楽曲も、
「誰が披露してくれるんだろう」「このメンバーがセンターでの披露も楽しみ」というように今では思えています。

最初は確かに抵抗がありました。それを変えさせてくれたのは、
特に「ハルジオンが咲く頃」「サヨナラの意味」で中心に立ち、
その楽曲の歴史を紡いできてくださったメンバーのおかげだと思います。


今後も歌い継がれていってほしいので、どのような披露体系になるかも注目していきたいと思います。


今後の坂道グループの飛躍、そして「サヨナラの意味」が乃木坂46の楽曲としてより知ってもらえることを祈りながら、
文章を締めたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

しゃっく



当日の披露直前で思った胸のざわつき、当たるものですね。

披露、素晴らしかったです。本当にありがとうございました!!

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