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好きな場所で生きていく

こんにちは、元祖 鯱もなか本店4代目社長の夫、けんじです。

今回はある書籍について取り上げたいと思います。

なごや魅力会著「好きな場所で生きていく」(プラチナ出版)です。

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「なごや魅力会」とは

なぜこの本を取り上げるのかというと、僕が執筆しているからです(正確には僕を含む11名での共著出版です)。そして、2022年3月にこの一冊が出版にいたるまでには、とてもとても深いエピソードがありました。

そんなストーリーを本邦初公開しますので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

この書籍ができることになったきっかけは2018年にまで遡ります。そこにはある団体の存在がありました。

なごや魅力会です。

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なごや魅力会は魅力的な知人を連れてくるというコンセプトで運営されている団体で、僕が代表を務めています。

発起人で初代代表のSHINGO.Tさんからバトンを受け継ぎ、二代目の代表として当コミュニティを運営することになりました。

SHINGO.Tさんがアルファベット表記なのは、現役マスコミ勤務の会社員のため、プライベートとの線引きでペンネームを使用しています。

同じく僕が「KENJI」として執筆しているのは、過去に会社員をしながら情報発信していた頃の名残です。今となってはむず痒いですし、よくツッコミが入りますが、印刷して紙の本になってしまったので仕方ありません(^^;)

この会には4年前の2018年に初めて参加しました。当時は前職として個人で不動産事業を営んでいくことになり、人脈が必要だと考えた時に出会ったのが、マスコミ関係のSHINGO.Tさんだったのです。

名古屋で顔の広い有名人と知りお近づきになりたいと思い、LINEのやりとり等を丁寧に即レスで対応していたら気に入っていただけました。

色々と交流会等の場でご一緒する機会が増え、ある時「魅力的な知人を連れてくる会」があると誘われました。

それが魅力会でした。

ちなみに「魅力会」が「なごや魅力会」になったのは全国発売された時に名古屋の本だと一目でわかるようにするための対応です。「名古屋の魅力」を発信する会ではありません。

魅力ってとても抽象的で、定義することも難しいのですが、SHINGO.Tさんが定めた基準があって、どうやらそこに合格したらしいということで喜んで参加しました。

それまで、横のつながりを増やしたいということで、異業種交流会のようなものにも何度か行きましたが、あまりパッとしません。いわば、商品を売りたいハンターの集まりの様相で辟易としていました。

広がる魅力的なメンバーの輪

でもこの魅力会は違いました。まず、集まってくるのが面白い人ばかり。各業界で活躍している人が多いのですが、切り開いている感じが伝わってきます。抽象的な言葉になってしまいますが、回を重ねるごとにそんな人ばかり集まってくるのです。代表の僕がそう感じるので多分そうなんだろうと勝手に思います。

例えば弁護士さんが来たと思ったら、なんと弁護士同士で漫才コンビを組んでM-1グランプリの2回戦まで勝ち進んだと言います。多忙な弁護士業務とお笑いという、常識では考えづらい二つの道を両立しています。

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例えば20歳のインスタグラマーさんが来て、Z世代の今どきの若者かと思いきや、壮絶な人生体験を乗り越えて、苦しむ若者がSNSに活路を見出せるようにと、新たな枠組み作りにチャレンジしていました。「ものすごいな」と思いました。

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この方たちに限らず、独自のスタイルや方法論を確立していたり、模索中だったり、そういうところが魅力的たる所以なのだと思います。共通点は組織や既存のやり方に捉われず、内側から溢れ出るエネルギーに基づいて答え探しをしている、その道のりの途中だということです。

そんな我々の集まりを面白がっていただき、テレビ局の取締役の方や、大学教授など、各業界の重鎮の方にまで輪が広がっていきました。

見えないものに共鳴し、この魅力会という箱に集まってきたメンバーたちと、各自のこれまでの経緯や成し遂げたいことなどを話していると、大げさでなく涙が込み上げてきそうなほどグッときてしまいます。

そして書籍化へ!

映画化を希望したくなるほど珠玉のストーリーの宝庫なので、なんとかこのすごい人たちのことを世に知らしめることができないかと思いついたのが、この書籍の出版なのです。独断で外部の方も数名お招きし、一冊の本の制作が始まっていきました。

重要なポイントとして、本作は自費出版ではなく商業出版です。そのため全国書店の店頭で陳列されています。

そして、この本を手に取っていただく読者の方にはどんなことを得ていただけるのか。現状に何かしらの不満がある現役世代の方に、一歩踏み出したくなるようなほんの少しの原動力。そんなものを11の事例から感じ取っていただける一冊となっています。

好きな場所ってどこだろう

タイトルにある好きな場所とは著者陣が活動する名古屋のことだけを指すわけではありません。自分がいたい場所のことです。

東京であれば仕事も娯楽も全てが揃います。では東京でなければならないのかといえば、そんなことはありません。

例えば地方にある地元で、例えば山奥で、例えばリゾート地で、例えば海外で、例えば北海道で、例えば名古屋で。

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自分の生き方を、自分がいたい場所で、自分の選択で手に入れる。そんなメッセージが一貫して込められています。

僕はと言えば元祖 鯱もなか本店という好きな場所で、好きな会社で、好きな店舗で働くことが実現できています。

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ですが、人生の大半はそうではありませんでした。20代のうち数年間はいわゆるブラック企業と呼ばれるような企業で肉体的、精神的な限界ラインで過ごしており、それが当たり前だと思っていました。自分の住む場所は勤め先によってコントロールされているストレスを受け入れざるを得ませんでした。

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30代も半ばにさしかかった頃から、ある程度は自立できたかと思います。そしてこの本の執筆時から現在までの1年ほどの間にもガラッと環境は変わりました。

当時の「元祖 鯱もなか本店」は暇でした。本当に全っ然売れなかったので、元々本業だった不動産事業とも両立できており、その証拠に本書では複数の柱を持つべきと説いています。

ですが、今では「元祖 鯱もなか本店」の仕事が120%になり、不動産の方は全く手が回らなくなりました。人に任せて細々と切り盛りしている状況です。環境が変われば言うことも変わるもので、それはそれでご愛嬌と見ていただけたら大変幸いです。

出版記念トークイベントを開催します!

そしてそして、この度なんと......

「好きな場所で生きていく」の出版記念トークイベントの開催が決定しました!

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→お申し込みはこちら!

場所は三洋堂書店 新開橋店 5Fです。

三洋堂書店様にはTwitter公式アカウントでもご紹介いただきました。
ありがとうございます!

著者メンバーのうち6名が一堂に会す滅多にない機会のため、ぜひこのイベントに足をお運びいただけると嬉しいです!

書籍の内容の裏事情や、文字では伝わりづらいけれど大切にしていることなど、絶対に熱い!絶対に楽しい!そして絶対に有益なお時間を提供させていただきます。

僕もメディア等に対してお話しすることはほんの表面でしかありません。最近は大学での講義の形で学生さんにお話することがありますが、リアルだとかなり盛り上がります。

一般の方向けのトークイベントは今後も予定がありませんので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

→お申し込みはこちら

ということで、今回はなごや魅力会著「好きな場所で生きていく」(プラチナ出版)を取り上げてみました。

楽しんでいただけましたでしょうか?

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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