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【ロスト】ギラティナの解説

挨拶

初めましての方は初めまして。
ポケカプレイヤーの
たくみん( @pkc_takumin )です。

先日行われた、ポケモンカードの大型公式大会
CL横浜2023で環境使用率上位だった、
「ロストゾーン」を参照して戦う構築が多かった

僕自身もロストギラティナというデッキと共に
2日間開催された、CL横浜で1日目を8勝1敗の8位通過。(グループ内)2日目は3勝2敗のトータル戦績 11勝3敗 最終順位22位という順位でCL横浜の舞台は幕を閉じました。

このnoteを書こうと思った経緯ですが、
「ロスト」って難しいと思う人が多く、ロストゾーンに送ったカードは対戦中、使用不可になってしまい序盤のロストを貯める動きが難しい。けど対戦中に何が必要か分かれば次第にロストギミックを楽しめると思った点。
最近、公開したnoteで見てくれた人がおり
各対面のことについて追記した方が良さそうと思ったのでこの記事を公開することにしました。

↓先日行われたCL横浜2023の備忘録です。よかったら合わせて読んでもらえると幸いです。

ロストゾーンの基本構築

ロストギラティナって人によって採用カードが好みで違ってたりします。あとは住んでる近くのジムバトルだったり非公認大会に何度か足を運んでると「○○デッキが周りでは流行ってるからその対策カードを入れよう」みたいな感じもある。
個人的に、どのデッキでも入ってるカードがこちら。(一から作りたい人向けです。)

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※フェアリーエネルギーが自由枠。
入れ替えカートの枠はポケモン入れ替えも◎
ふつうの釣竿のエネルギーリサイクル。2枚は入っているが、2-0のパターンも存在してます。

「はなえらび」「アクロマの実験」で送るカードを取捨選択

ロストを用いたギミックは強いと思うけど、
25分の大会で毎試合、選択肢を迫られる。
時間切れだったり、長考しすぎると相手プレイヤーに迷惑がかかっちゃう。だから触れにくくなってしまうと思ってたりします。
「ロストギミック」と「うらこうさく」場面に応じて選ぶの難しいですよね。

今回はCL横浜でも使った構築を元に
はなえらび、アクロマの実験で何をロストに送るか考えてることを残しておきます。

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前提条件が何個かあるので話します。
①練習は必要です。
理由は「はなえらび」「アクロマの実験」など、選択することが多々あるので、練習不足だと時間切れが発生してしまったり、プレイミスを回避出来る可能性があります。
※右手vs左手(自分のデッキを2個用意して一人で回す)だったり、フリー対戦してくれる人がいたら時間はかけても良いので、選択したことに対して理由付けられたりすると理解度が深まるので、おススメです◎

②60枚のデッキのリストの記憶
一緒に戦ってくれるデッキです。
好きな人の誕生日や好物は覚えられるなら、
60枚一緒に戦おうと思ったカードにも少しは愛があると思うので覚えてあげましょう。デッキも喜んでくれると思います。

話が脱線してたので戻しますが、
60枚何故覚えた方が良いのか
理由❶
ミラージュゲートでエネルギーを加速する際、山札、手札、トラッシュ、サイド、場に何枚あるか知ってると、1枚しか付けられなかった🥲
技も打てなかった。なんて悲しい事態を避けられます
理由❷
❶に似た話ですが、構築の性質上1枚採用のカードが多いのです。ゲームの中盤にサイドに落ちてて通したいプランが出来なくて負けた。など普通にあります。なので序盤に山札の中身を確認出来た時に「サイド落ち」を確認出来たら終盤までのゲームメイクをどうするか基盤が出来てない序盤なら臨機応変に対応出来るのです。


❶❷から纏めると
1枚採用のポケモン、サポートは把握しましょう!エネルギーの確認は怠らないように!

↑最低限やるべきことがこんな感じです。↑

では、「はなえらび」「アクロマの実験」で
ロストゾーンに送りたくない優先順位です。

Sランク(送りたくないカード)
・エネルギーリサイクル
・ふつうのつりざお
・かがやくゲッコウガ
・ボスの指令(1枚は絶対に残したい)
・ミラージュゲート(2〜3枚は1試合で使うので)

Aランク(できれば送りたくない)
・ギラティナV/VSTAVの2枚目
・アクロマの実験(2〜3枚は使う)
・回収ネット(はなえらびetc.で使用)
・ヤミラミ、ウッウなどの1枚で戦えるポケモン

Bランク(状況に応じて送るカード)
・ヒスイのヘビーボール(山札確認後サイドにたねポケモンが居ない場合)
・バトルvipパス(1ターン目以降使えない)
・ネオラントV
・セイボリー
・クイックボール/ハイパーボール
・キュワワー(3〜4枚目は使わない可能性が高い)

パッとこんな感じです。
エネルギーは、ロストに送りすぎると攻撃が出来なくなるため、送るとしても1種1枚ずつぐらいで抑えましょう。

ギラティナの基本事項

1.ギラティナVは基本2体同時に並べる。
2.はなえらび3回+アクロマ2回でロスト7枚。

自分が何ターン目に何枚ロストが貯めれるか。
このデッキの到達点が
❶4枚「ウッウのおとぼけスピットの技が使える」
❷7枚「ミラージュゲートの使用条件」
❸10枚「VSTARパワースターレクイエム」
   「ヤミラミのロストマイン」
3段階であるので、基本的には7枚貯まると10枚は自然と貯まってたりするので、7枚をどうやって貯めて行くか、手札と相談しながら目指しましょう。ここが達成出来ないと基本的に勝つことが厳しいです。

Aキュワワー+Bキュワワー+回収ネット+逃げ
→バトル場にAキュワワーが特性使用。回収ネット
→Bキュワワーをバトル場に特性使用。逃がす 

これだけで3枚貯まります。
次のターンアクロマ+はなえらび2回でロストゾーンに7枚。以外と簡単に貯まるんですよ。


後1ターン目に相手のデッキ、盤面次第で
ギラティナVのアビスシークを打つ選択肢が意外と強かったりします。


パルキア対面

・パルキア対面で意識すること。
「先行の場合」
1ターン目
→キュワワーを2体並べて「はなえらび」をする。
アクロマで2枚貯めるとして、
残り5枚分を2ターンで作れるようにする。
※回収ネットの使いすぎには注意。

【盤面】
バトル場/キュワワー
ベンチ/ キュワワー ゲッコウガ 
余裕が有れば、ギラティナを2体置く。
手札に抱えたいカード
⭐︎ウッウ(2ターン目のアタッカー)/
 ゲッコウガ
(相手にマナフィを置く意識をさせる。)/
 カビゴン
(ウッウ+カビゴンでパルキアを取れる動き。)

後手1パルキア側の動き
・メッソンでどんどん呼ぶorパルキア前で番を返す
(体感パルキア側の手札が、この時3or4枚位)

2ターン目
はなえらびを使用。
→どん呼びしてきてた場合。ここでセイボリーも◎
→パルキアが前の場合。手札と相談になりますがロスト7枚狙ってパルキアをギラティナで倒せそうなら倒すプランを取る。
この時に回収ネットがあれば使用。使う対象はキュワワー(手裏剣で2枚取られないようにする)
ベンチを4体にする。
※(目的)相手側のベンチ5体+自分のベンチ4体
あくうのうねり 60+20×9=240点になり
相手側にダンデ+ベルトを要求させれる為。

相手の番
ウッウでサイドorパルキアにダメージ与えてた時
→ウッウでメッソン取る
不思議な飴+インテレオンで攻撃してくる
サイド:1-1

→パルキアでギラティナV1匹を取りにくる。
サイド:1-2

3ターン目
この時点でロスト枚数が大体 6〜9枚程度
インテレオンで攻撃してきた場合
→カビゴンでインテレオンを倒す動きを狙う。
サイド: 2-1

パルキアVSTARが攻撃してきた場合
→ギラティナのロストインパクトでサイドを取る
サイド:3-1

ここでミラージュゲートは2枚有れば使いたい。
ロストインパクト打つ用+
後続のギラティナがスターレクイエムを打てる用意

相手の番
カビコンがバトル場の時
カビゴンが倒されるor後ろのギラティナにダメージ
サイド:2-2or3

ギラティナの場合
3-3

4ターン目 ツツジを打ちながらパルキアを倒す。
この時点で基本的にパルキア側が
攻撃するためのエネルギーの供給が追いつかないことが多い。が一応ツツジが返しで来る時がある。
スターレクイエム+ロストインパクトで勝ち盤面なので、エネルギーを山札に戻しておく。

簡易的に盤面の作り方だと
先行取れてるなら、序盤広げて少しずつ狭くする。
後攻は1ターン目アビスシークするギラティナと
ベンチに1体何か置いて番を返す動きが強い◎
(相手側の盤面にメッソン2パルキア1とかの場合はウッウで取る方が強い◎)
基本的に後攻は3〜4体のベンチで絞る感じが良く
ギラ×2 、キュワワー1、ゲッコウガ、(ウッウ)

ここからは個人的な考えですが、
キュワワー2体を手裏剣で取られても、ポジティブに考えると、スターポータルをゲッコウガに使ってしまうため、順当にサイドを取り合った際に
パルキアが一撃で倒されてしまった時にメロンやキバナで対応しないといけない=サポートの権利を自分のアタッカー育成のために使用するため、妨害札である、ツツジやボスの指令を
打つ選択肢を取られにくくなります。

ギラティナミラー

ギラティナVは絶対2体同時に置く
(7枚未満でアクロマ+はなえらびで到達しない場合は1体でも良いけど、無理矢理貯めて取る動きしてくる可能性があるから2面が望ましい)

相手がギラティナVを置いたら、置く。
ボスの指令を使用してギラティナVを取る。
構築がネジキ採用型やスイッチャー採用etc.
相手の盤面を観察し推測を立てながら対戦する。
注目する箇所/
・エネルギーの配分(4-4-3-1が割と多かった気がする)
・スイッチャーの有無。
・相手のロストのカード
・ボスの指令の枚数。2枚が基本

先殴りのパターン
→ウッウで取る→ウッウで取られる(1-1)
→カビゴンで取る→カビゴンで取る(2-2)
→ボスの指令でギラティナ(4-4)

先殴られのパターンの場合捲る必要があり

・ボス&カビゴンでネオラントを取る

・月光手裏剣でキュワワー2枚取り。

・ヤミラミのロストマインを2回打ちサイドを取る
・ギラティナVにお守りをつけるなりして、1ターン耐える
。
・ツツジで相手の動きを止まるように祈る

・相手のサイドが残り1枚になったタイミングで盤面をギラティナだけに絞る。(ヤミラミケア)

ミュウ対面

圧倒的な速度とパワーで決着をつけに来るミュウデッキ。

サイドプラン「1-3-2」
これが多分勝ちやすいサイドの取り方です。
倒すポケモンは、メロエッタ、ミュウVMAX、Vポケモン。

他のサイドの取り方でも良いのですが、
1ターン目はロストを貯める動きに専念しつつ、ウッウで攻撃出来そうなら、技宣言をする。
仮にミュウVにダメージを乗せたあと、「サイコジャンプ」で山札に戻された場合、
次のターンにゲッコウガの「げっこうしゅりけん」でミュウVにダメージを乗せる。
そのタイミングでギラティナVを2体並べる。
→セレナetc.で狙われる可能性があるが、相手側は終盤にパワータブレットが足りなくギラティナVを倒せなくなる時が多いので、サイドを先行されてしまっても焦らず、じっくり自分のプランを通しましょう。


ミュウ対面で必須レベルで欲しいのは、
・おおきなお守り
・ボスの指令1枚
・2体のギラティナV 、VSTAR
・ゲッコウガ
・ウッウ です。

ヒスイゾロアーク対面

正直、ギラティナデッキにおいて相当厳しい戦いを強いられる対面です。
何度か練習段階で対面したのですが、
ゾロアークVの呪いを刻むが容易に宣言出来る技であり、序盤に「大口の沼」「ダメージポンプ」で最高打点まで用意されたら、どこかで相手が動けないことも半分お祈りしてます。笑

序盤
ウッウやカビゴンでダメージを与えてサイドを狙いに行く。ギラティナを置かない理由は相手側がベンチを呼ぶ手段をVSTARパワーで引きに行かれた時に2-2-2で取られてしまう可能性が高いからです。


ロストが7枚貯まったら、
ギラティナを置いて戦える準備をしましょう。
基本的にゾロアークVのデッキには「マリィ」など手札干渉系のカードの採用が見受けられないのでVSTARに進化出来るタイミングでミラージュゲートを使いましょう。
ウッウの110点+ギラティナの引き裂く160点で
270出せてサイドを取れるプランもあります。
基本的にゾロアークはダメカンが1点乗ってる時があるので、検討してみてください。
シンオウ神殿を採用しておくと、Vガードエネルギーを無効化出来るので、おススメです。


一応、環境で見るデッキタイプの対面に対しての立ち回りでした。

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