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依存症、1番つらいのは本人

沢尻エリカさんや田代まさしさんら、芸能人が薬物所持で相次いで逮捕されました。大きなニュースになりましたね。
夜回り先生こと、水谷修先生もコメントされています。
https://news.goo.ne.jp/article/maidonanews/entertainment/maidonanews-12860382.html

依存症はなかなか厄介な病気です。アルコール依存症を患う旦那を見ていて思います。
報道やネットの反応をみていて思うところがありました。ババアの独り言ですが、どうかお付き合いください。

薬物はダメ、ゼッタイ。これには反論のしようがないものの、必要以上に叩いていませんかねえ。

「沢尻エリカのほうがNHKをぶっ壊してる」「どうしようもない奴」「芝居を汚した」引用しませんが、ツイッターでこんなコメントを読みました。

気持ちはわかります。
ただ、1番そう思っているのは逮捕された本人だと思います。


依存症は脳の病気と言われています。脳の本能に関わる部分が薬物などの快感を覚え、渇望するようになるようです。そうなると意志の力ではやめたくてもやめられない状態になるそうです。私は医者じゃないので、正確にはわかりませんが…
旦那は今、断酒しています。旦那は断酒の状態を、「毎日アルコールが追いかけてきて、必死に逃げている」と話します。
依存症は基本的には治りません。依存症になったら、薬物やアルコールを渇望する気持ちと一生、闘わなければならないのです。

だから、沢尻エリカさんや田代まさしさんは、ご自分が取り返しのつかないことをしたことはよくわかっていると思います。田代さんは依存症の番組に出られてましたよね。もう2度としない、という意志があったのかもしれません。でも、一度依存症になったら自分の意志の力だけでは太刀打ちできません。
薬物を使わなければいいだけなのに、それすらできない自分を「情けない」「どうしようもない」「将来を汚した」と責めたでしょう。それでもやめられないのが依存症です。

もちろん、薬物所持は犯罪です。許されるべきではありません。ただドラマにも出られない、過剰に報道される叩かれる、表舞台には戻ってこれないというのは少々社会的制裁が大きすぎると感じました。
依存症はまだまだ偏見がある病気だと感じます。皆さまのご理解が深まるといいなあと思いました。

おしまい(・∀・)

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