第一話　初めの一歩

※注意※
ここからは、数か月前のことで当時の自分が基本書いているから前回の話より重複する内容がございますが、ご了承ください。
てか、読み直したら前回とほぼ内容一緒だったｗ

　11月初日、とあるカフェに2人の男が集まった。(BMG:Progress)

　一人の男の名はあわ～。この日記の主人公となる人物だ。
22歳大学四年生、ネットで通称ひりあと呼ばれている哀れな童貞である。

　なぜ彼がそう呼ばれているかは明白だろう。そう、彼は彼女ができたことがないのだ。彼女いない歴=年齢。自己紹介をしていてこんなに悲しいことはない。

　そしてその向かいにいるのは、S先生。
　中学以来の親友で年に1,2回旅行するメンバーの一人だ。
彼も数年前まで童貞だった。しかし、真剣にマチアプを始め彼女を作ることに成功し、見事卒業されたそうな。すごいね。
　今はサークルで知り合った女性とお付き合いをしてる。ちなみにその彼女さんからは童貞君って呼ばれてます。

そう、今日俺はそのマチアプのノウハウを学びに来たのだ。

マッチングアプリ・通称マチアプ
　現在、恋愛をするうえでとてもメジャーなツールと化したアプリだ。
ひと昔はさくらのイメージが強かったが、現代では結婚の2割がマチアプからだったり、大学生の4人に1人がマチアプを利用したことがあると答えたり、その人気は計り知れない。

　先ほど書いたが、俺には女性経験どころか彼女ができたことがない。そんな男が流行りのマチアプを何の知識もなしに始めたらどうなる？知らんのか。マッチングしないしても相手にされないそもそも誘えない20点リーサルotk3乙不可避の地獄をみる。

こんな地獄にはあの衛宮士郎も躊躇しちゃうよ。あいつ童貞じゃないけど。

　だから先生と綿密な作戦会議をすることにしたのだ。
今回の話をしたら快く相談に乗ってくれた。いい奴がよぉ

　ここまで読んでおいおいこいつヤリモクかよ！って思った方もいるのではなかろうか。
　違う違う。そうじゃそうじゃない。
だってこいつ彼女できたことないんだぜ？
　ほしいやん。もう悲しいよ。ネットでひりあって呼ばれてバ先で童貞ってあだ名着くのは。

　それに俺には"制約と誓約"がある。
　大学1年の頃いつも通りdiscordで通話しながらゲームしてた時恋愛の話になった。そのころまぁいたらいいなと思っていたが、一人が友人の風俗レビューを見たいといったんだ。だからそこで俺は約束をした。

大学生中に童貞卒業できなければ風俗で卒業する、と

んで、今大学4年の11月☆彡

はい、終わりでーす

　まぁ童貞なんて風俗で捨てればいいんです。レビュー書くのはそれはそれで面白そうだし。でも、何の努力もせずにその日を迎えるのは嫌だ。
　エレンも言っていた。自分で自分の背中を押した奴の見る地獄は別だ。その地獄の先にある何かを見ている。
それは希望かもしれないし、さらなる地獄かもしれない。

こうして、ひりあのマチアプ生活が始まることになったのだ。