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海鞘日記(2024.7.30)

歯を磨く歌も俳句も出て来ないふと目をやればモンダミンの低刺激

入浴の所作を歌もてなぞりけり陰嚢(ふぐり)を洗ふ笑ふほかなし

バナナ食む吾(あ)の口に入る今日までに幾人経たる幾度積まる

アンのごとバナナが買えなくなる未来夢想せるかな取り越し苦労に

カリュウ

晶晶と木の葉の光る風光る

晶晶と木の花吹き散る五月かな

家の門バロックにする凌霄花

梅雨明けで鬱(ふさ)ぐ心にバッハ聴く

孟春




さて、海鞘日記を毎日書いていますが、
句や歌は数は詠めるようになって来た気がします。
しかし、それが良い作品なのか自信がありません。
言葉遊びの練習になっていればよいのですが、


爪隠し頭隠して尻を出す高田純次の男の背中


は良い歌だと思うんですけど(笑)

高田純次さんの名言集はバカすぎて大好きです。

「いやあ、最近物忘れがひどくなっちゃって
こないだも奥さんのおっぱいを揉んでたら
途中から何の為に揉んでるの分からなくなっちゃって。」

「僕はパーフェクトな人間でね。それじゃあ嫌味になるかなと思って欠点をね、作ろうと思って。
だからいぼ痔になったんだ。」

高田さんは、テキトーキャラを真面目に演じていると思います。関根勤さんもその徹底ぶりを尊敬しておられました。

癒し系キャラだと思います。

私の中で癒し系キャラといえば、
リラックマ、プーさん、大泉洋さんです。

水曜どうでしょうを観ていると本当に癒される気分になります。

大泉洋さんはただただ、ブーブーぼやいているわけではないのです。

洋さんはどの企画も趣旨・詳細ともに事前に知らされていないのです。
藤村ディレクターというあくどい取引先の担当者にいつも無茶ぶりな企画に参加することを迫られます。

洋さんは社長であるミスターもいるので抗うことも出来ずへんてこな企画、面白くなさそうな企画に主な出演者として取り組まざるを得ないのです。

そこで出てくるのが珠玉のボヤキです。
この暴君藤村に対する的確な愚痴が、
言いたいことがなかなか言えないこんな世の中を生きる私達の胸に沁みるのです。

会社でストレスを抱え、癒しを求めている方はぜひ
どうでしょうをNetflixで観ましょう。
気に入ったらDVDを買いましょう。
特典映像、ノーカット編集が面白いです。

Netflixは最初から見る方がいいです。
サイコロの旅1、闘痔の旅〜
青年大泉洋のタレントとしての克明な成長記録として楽しめます。

ドキュメンタリーが好きな方ははまるかも知れません。ドキュメンタリーに近いバラエティーです。

海鞘日記の雑文では
しばらく水曜どうでしょうの魅力を語ってみようかな。明日に続きます。

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