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海鞘日記(2024.6.28)
note始めて良かったかどうか占えば「法王の正位置」誠実であれ
蘭和辞書ヅーフハルマを二冊写すあやかりたきは勝麟太郎
ナーガールジュナの中論読めど歯が立たぬ六派哲学学ばねばならぬ
目の底に澱のごとくに溜まりゆくブルーライトの鈍いダメージ
タイピング少しは速くなりたるか括弧の類は煩わしけれど
カリュウ
外の空見ずに過ごして夏の夕
夏よりも百科事典の方が好き
紙の本に囲まれていしあの夏よ
古英語のむつかしき文青葡萄
孟春
round と aroundに手こずっている今日この頃です。
例文と訳文が自分の中でしっくり来ない。
イギリスでround アメリカでaround
何となく区別が面倒くさい。
数字を「丸める」という言葉をネットで調べたり、
はかどらない。
まさにround aboutしながら辞書を移しておりました。
そこで見つけたThe Round Tables, The Round Head
アーサー王の円卓の騎士団、円頂党員という意味なのだそうです。
アーサー王、アーサー王って聞くけれども、アーサー王って何なのさ。
調べてみると面白いアーサー王の物語。
聖杯とか、エクスカリバーとか、ランスロットとか聞いたことはあるけれど
いや「赤毛のアン」にも出てきます。アンが遊んでいてボートで流されて溺れかける話の前にキャメロットの城がどうとか、ランスロットがどうとか熱く語っていました。
面白い!しかし古英語を実際にアーサー王学会の引用文で見てみましたが、
Heとfaceしかわからなかった。
円頂党員もクロムウェルが出てくる前のイギリスの内戦期に王党派と争っていた人々が円頂党員だそうです。
これも面白い!
やはり歴史好きな自分としては歴史的な物事には好奇心をそそられるのだなと改めて実感しました。
イギリスとアメリカは好きになれないかも知れないが、
イギリスとアメリカの歴史は大好きになれるかも知れない。
中世に伝説として多くの文学に登場したアーサー王、
アングロ・サクソン人のグローバルな叙事詩。
「ビリギャル」の坪田先生曰く、歴史は壮大なメロドラマです。
こんな風に面白いなあと思っていると、
英語学習がお留守になるというからくりでありまして
round about な記事でありました。
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